ある日のこと…
僕達はいつものように生徒会の仕事をしていた
赤
あの…会長、青ちゃん
黄
どうした?
青
ん?(携帯触りながら)
突然副生徒会長の赤が僕たちを呼んだ
赤
実は俺…"生徒会"辞めようかと
青
え?
黄
……え?
僕は戸惑ってしまった
赤
実は俺…声優目指してて…親友の夢を叶えようと思って…
黄
…赤の気持ちもわかる、でも生徒会の副会長を任せられるのは赤しか居ないんだ
青
そ、そうだよ赤くん、頑張ろ?
赤
でも俺には!!託された夢があるんです…
黄
……
僕達は黙ってしまった
青
その…親友って?
赤
…ガンの子…
黄
え…
赤
今もう他界にいるけど…俺は託されたんです。だから!
青
ぎゅっ…
赤
青…ちゃん?
青
…ねぇ赤くん、僕の話を聞いて?
赤
こくっ…
青
僕ね、赤くんの気持ちわかるよ
赤
へ…?
青
僕も昔教師の夢があったんだ、でもね?そんな思いも、吹っ飛んじゃったんだでも赤くんは託された夢を叶えたい。
赤
…
青
それなら叶えたらいい。でも生徒会は辞めないで欲しい
赤
でも…俺がいたって役にも立たない…し
赤
才能ないし…
黄
そんなことは無い、
赤
へ…
黄
赤は頑張ってる、周りからどんな目で見られようと赤は365日ずっと頑張ってる、だから赤は役に立つ、才能がある、だから僕は赤を選んだんだ
赤
……
青
赤くん、頑張ろ?かませるよ
赤
…
黄
もし、ほんとに声優の夢がかなったらそれはそれでめでたい事だ
赤
会長…
黄
例え赤がここを辞めても僕達は赤を応援する。
赤
俺ッやめません!
青
!?
黄
クスッ(微笑む)
赤
声優も絶対叶える!叶えてみせる!
青
それこそが赤くんだよ!
黄
がんばれ!赤!
赤
はい!!!
めでたし…
めでたし…?
そんなのあるわけないじゃんだって赤は…
ほんとに
生徒会を
辞めたんだから
黄
……
青
会長!赤くんを連れ戻しましょうよ!
黄
でも…
青
赤くんは絶対戻ってきます!だから!
赤は「でも俺はやっぱり声優の仕事を優先したいです」といって生徒会を辞めてしまった
青
このままどうするんですか!会長!
黄
っ…
青
このままでいいんすか!
黄
それは…
青
あーもう!(生徒会室から出る)
黄
……
僕は…
僕はなぜ…
止めなかったんだろう…
その頃
青
はぁぁ…どうしたらいいんだよ…
赤
青ちゃん?なんでここに?
青
は!赤くん!
赤
んぇ?どうしたの?
青
ねぇ…生徒会に…戻ってきてよ…
赤
…クスッ大丈夫だよちゃんと戻るよにこっ
青
信じてるよ?
赤
うんにこっ
眠いから次回に回しますおつなつおつりる