クロノア
ザシュッ
グルッペン
え…クロノア?
クロノア
もう、皆勝手に殺すんだから、
グルッペン
なんで…
クロノア
……闇碑華
グルッペン
?
クロノア
伝説の華
クロノア
彼奴が…持ってきてくれた
グルッペン
彼奴…?
クロノア
でも…そいつがタヒんだ
クロノア
あ、もうすぐ時間
グルッペン
行ってしまうのか?
クロノア
嗚呼、
グルッペン
…
クロノア
言の葉を両手で包んで
グルッペン
願い事涙に溶かして
スッ
トントン
むすぶ記憶の湖畔のハナミズキには
グルッペン
!?
クロノア
漂う想いがそっと黄昏る
グルッペン
定め知りて花片を落とす仕草を真似する水鏡言葉借りて欠片を残す
トントン
言い草はただただ朧気後悔その憂いも遠くない未来でいっそ
クロノア
ゆらりきらりひらり花は諸行無常に毒されて
三人
戯れ言も大切そうに
三人
割れないようにそっと抱きしめ
三人
戸惑う言葉をかき分け
三人
散る花片に
三人
恋をするように今
クロノア
じゃあね
トントン
じゃあね!
グルッペン
嗚呼、