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流星side
大ちゃんが婚約した。
婚約者の女性は 大ちゃんよりちょっと年上の人。 僕からしたら ずっと年上の綺麗な人。
付き合っていたのも数ヶ月。 所謂スピード婚。
だから... 好きな人がいたのも 付き合っているのも 婚約したのも
何も知らなかった。
知らなかったから...
僕は大ちゃんに恋をしていた。 出会った人の中で、一番大好きだった。
それも、ずっとずっと、 大ちゃんがこの女の人と出会うずっと前から。
僕と大ちゃんは結ばれるわけないって そう思っていたけど
心のどこかで気持ちを伝えなきゃって 思ってた。
でもそれが遅すぎた。 何もかもが遅すぎたんだ。
今は...素直に...喜べないよ。
丈
流星
丈
大吾
大吾
流星
大橋
丈
謙杜
大吾
道枝
流星
丈
謙杜
流星
恭平
恭平
流星
道枝
大橋
大吾
そう言って 僕と恭平は、 幸せな空気で満たされている空間から出て行った。