神木
あいつは、
神木
坂田は─────
神木
殺人犯だよ
渚
渚
え
渚
渚
は?
渚
ど
渚
どういうこと?
渚
渚
え?
神木
動揺するのも無理はないな
神木
あいつだって、
元からそうだった訳じゃない
元からそうだった訳じゃない
神木
お前と付き合い始めた坂田は、
神木
徐々に、本性を
表し始めるんだ
表し始めるんだ
渚
・・嘘
渚
そ
渚
渚
そんなわけ
渚
あんな───
神木
お前の言い分はこうだろ?
神木
「あんなに優しい坂田君が、そんなことするはずない!」
神木
だろ?
渚
うっ・・
渚
そうだよ
渚
今までも、あなたのこと、
渚
・・神木さんの事、
渚
「信じる、信じる」って言って
渚
結局信じてなかったけど
渚
今回こそは信じるつもりだったけどさ
渚
さすがに、それは
渚
・・信じれないよ?
神木
分かってるよ
神木
・・それでも
神木
それでも、
神木
──聞いてくれるか?
神木
あいつ────
神木
坂田の正体と
神木
俺の、
神木
目的を。
「君の為に時を翔よう。」 も、
完結に近づいてきました!
さて、神木の語る、 王子様・坂田君の正体とは?
そして
渚にメッセージを送った、
神木の目的とは・・?