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じゅな
なんで私が……。
こうへい
おい！（頭をペしっ）
じゅな
いったいなー！
じゅな
なによ！
こうへい
なーに浮かれない顔してんだよ
じゅな
先生にこの資料を総合室に持っていけって
じゅな
はぁー、やんなっちゃうよ
こうへい
ふーん
じゅな
見ずに手伝ってよ！
こうへい
え、俺が手伝わなきゃいけないの？
じゅな
女の子が困ってるのにー
こうへい
どこにか弱い女がいるんだよ
じゅな
ひどっ！
じゅな
もー、いいですー！
じゅな
ばーか！！！！！
こうへい
あ！？おい！
じゅな
（もーあいつなんなのよ少しくらい手伝ってくれても）
じゅな
（ドン！）
じゅな
いて！
じゅな
あー！資料がー！
れん
大丈夫？怪我はない？
じゅな
え、あ、大丈夫ですよ！そちらは？
れん
大丈夫だよ
れん
てか、こんな大量の資料を女の子1人に運ばせるって
じゅな
あ、いえ！私怪力なんで大丈夫ですよ！！！！！
れん
ふふっ
じゅな
（あ、笑った…いや、笑うか）
れん
元気だね笑
じゅな
あ、はい…
れん
俺も手伝うよ
じゅな
そんな滅相もない！？
れん
どこに持っていくの
じゅな
大丈夫ですってば！
れん
どこ？(*^^*)
じゅな
あ、総合室です…（ちょっと強引）
じゅな
スタスタスタスタ…
じゅな
あ！もうここらで大丈夫ですよ！
れん
んーや、中まで持っていくよ
じゅな
え、でも…
れん
ほーら、行くよ
じゅな
あ、はい
じゅな
ガラガラ…
れん
ここら辺でいいかな？
じゅな
あ、はい！大丈夫です
じゅな
ありがとうございました
れん
どーいたしまして
れん
………………
じゅな
？？？？？？
じゅな
せんぱ…
れん
しっ！
取り巻き女子1
ちょっとー！れんどこ行ったのー？！
取り巻き女子2
れんー！！！！！！
取り巻き女子3
もー！れんー！
れん
ふー…
じゅな
た、大変ですね…
れん
ちっ、くそが…（小声）
じゅな
え？今なんて…
れん
じゃー、僕はこれで
じゅな
あ、ありがとうございました！！！
れん
（手をフリフリ）
じゅな
え、れん先輩って天使なのかと
じゅな
そう、うちの学校には天使がいる…という噂を聞く。足立廉っていう1個上の3年生。とにかくカッコイイで女子からの人気がすごい。でも、天使のはずじゃ…
じゅな
いや、きっと気のせいだよね！さ、もーどろ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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