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テラーノベル(Teller Novel)

僕は今クラスのみんなからの質問攻めを避けるために廊下を歩いていた。

ハク

(美少女ってのも大変だな………)

そんなことを考えていると、後ろから声をかけられた。 そして後ろを振り向くと幼馴染の 【レイ】が立っていた。

レイ

えと…ハクの妹さん?

ハク

はい、そうですけど…

レイ

私レイっていうの、急だけど放課後空いてる?

ハク

……告白ですか?

レイ

違うわ!

レイ

…コホン、とにかくあなたのことについて知っておきたいから遊びに行こうってことよ

ハク

そういうことなら喜んで!

そして放課後にレイと一緒に遊びに行くことになった。

レイ

おまたせー!

ハク

じゃあ行きましょうか、で、どこ行きます?

レイ

ちょっと欲しい服あるから行かない?

ハク

じゃあ行きましょうか

レイ

これとかどう!?

ハク

似合ってますねぇ

そんな会話をしつつ自分が気になった服を見て違和感を感じる。

ハク

(あれ…なんで俺、女物の服を選んでるんだ?)

レイ

おー!いいじゃん、試着してみたら?

ハク

試着…ですか……?

レイ

いいからいいから!

こうして僕は試着室に案内された。

ハク

どうですか?

レイ

いいね!やっぱ似合ってる!

ハク

ありがとうございます!

ハク

(おかしい…男のときはかわいい服すら着なかったのに…)

レイ

これとかどう!?

そしてレイは大量の服を持って来る。

ハク

どれどれ…って、多!

レイ

いいから着てみてよー!

こうして服屋に入って5分もたたないうちに俺は着せ替え人形と化すのであった。

【数時間後】

レイ

今日は楽しかったねー!

ハク

はい…また行きましょう……

レイ

どしたの…?なんか浮かない顔してんね

ハク

(やっぱレイには言っておこう…)

ハク

(黙っておくのもなんか騙してるみたいで嫌だしな…)

ハク

なぁレイ…

レイ

どしたの?

ハク

いや…なんでもないです…

レイ

そっか…じゃあまた明日ね!

ハク

うん…じゃあまた明日

ハク

(言わなきゃいけないのはわかってるんだけどな…)

そして僕は帰路についた。

家に帰ってすぐに、僕は危機に直面している。

ハク

始めてみるのが自分なんて…いやだ…

そしてしばらく考えた結果目隠しをしてお風呂に入るという結論に至った。

ハク

これで大丈夫…なはず!

そして僕はそそくさとお風呂から出ていったのであった。

ハク

ふぅ~

僕は息を吐きながらベッドに飛び込む。

ハク

(お風呂って疲れをとる場所だよな…なんか疲れた…)

そんなことを思いながら僕は深い眠りについた。

女の子になったので全力で楽しみます

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