鳴
響
響の、薄くて綺麗な唇。
血が滲んでいるそれにそっと触れた。
鳴
鳴
響
響
響
鳴
激しくしすぎた。
気持ちが昂って、つい雑にやってしまったのだ。
鳴
鳴
響
響
鳴
鳴
響
鳴
揺らがないはずの瞳が、静かに揺れた気がした。
響は薄く微笑み、俺にそっとキスをする。
響
響
鳴
響
鳴
響
響
鳴
響
ぎゅうっと、響を抱きしめる。
さらさらでふわふわの髪をそっと撫でた。
鳴
響
響
響
鳴
響
響
響
─響に身体を預ける。
そっと息を吸うと、
俺とおんなじ匂いがした。
響
響
鳴
鳴
響
響
鳴
鳴
キスを交わした。
響の細い身体を、そっと押し倒す。
響
鳴
その後過ごした時間は、
いつもよりひときわ甘く、満たされた時間だった。
fin
コメント
2件
乾燥肌ワイ、唇から出血の痛みが分かりすぎてもがく