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4

私の過去。

♥

100

2022年05月27日

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私の過去。

暴力、暴言などの表現が入ります。 苦手な方はお帰りください🙇⤵

ぴかぶぅ

今回はね、私の過去について話していこうと思います。

ぴかぶぅ

まぁ、過去って言っても15年と少ししか生きてないんだけどね…笑

ぴかぶぅ

どうして、私の過去を話そうと思ったのか。

ぴかぶぅ

正直、思い出したくもないです。

ぴかぶぅ

話したくもない。

ぴかぶぅ

思い出したところで、自分が傷付くだけだし。

ぴかぶぅ

でも…。残り少ない人生、自分としっかり向き合おうと思いました。

ぴかぶぅ

♥くんに勇気付けられたのもあって。

ぴかぶぅ

…、だから、最後まで読んでほしいです。

ぴかぶぅ

私はね、2006年の9月7日に生まれました。

ぴかぶぅ

私は、生まれてすぐに親戚の家に預けられました。

ぴかぶぅ

5歳の時。実家に帰ることになりました。

ぴかぶぅ

それまで、全然両親は私に会いに来てくれなくて。

ぴかぶぅ

私はやっとお父さんとお母さんに会える喜びと緊張を抱えて両親に再会しました。

ぴかぶぅ

そこからです。地獄の日々が始まったのは。

ぴかぶぅ

10年経った今でも覚えています。

ぴかぶぅ

再開した日の夜。疲れて眠っていた私を急に母が殴って来たんです。

ぴかぶぅ

何かを叫びながら。何回も。何回も。

ぴかぶぅ

私は訳が分からなかった。

ぴかぶぅ

だから、されるがままにされていました。

ぴかぶぅ

小学生。

ぴかぶぅ

両親はね。毎日、毎日喧嘩していました。

ぴかぶぅ

皿が割れる音、叫び声、泣き声…。私は毎日毎日その音を聞きながら眠っていました。

ぴかぶぅ

お母さんが「出ていってやる!」「離婚だ!」

ぴかぶぅ

って言っていたのを聞いて。不安でした。分からないけど。

ぴかぶぅ

お母さんはね、感情の起伏が激しい人でした。

ぴかぶぅ

私を散々殴った後、泣いている私を抱き締めて

ぴかぶぅ

「ごめんね。ごめんね。」って繰り返すんです。

ぴかぶぅ

その抱き締められた時の温もりが、

ぴかぶぅ

忘れられなくて。だから私はお母さんが大好きでした。

ぴかぶぅ

今思うと、あの頃は両親からの愛がほしくて必死だったんだな…、って。

ぴかぶぅ

毎日毎日殴られても。ご飯をもらえなくても。暴言を吐かれても。

ぴかぶぅ

私は両親のことが大好きでした。

ぴかぶぅ

小5の冬。授業参観で担任の先生が母にこう言ったんです。

ぴかぶぅ

「娘さんに気を使ってやって下さい。娘さん、寂しそうですよ」って。

ぴかぶぅ

私は、その時、「すみません。分かりました。」
と言うお母さんの顔が凍ったことを見逃しませんでした。

ぴかぶぅ

家に帰るなり、母は私の髪を掴んで何回も、何回も私を殴りました。

ぴかぶぅ

「お前のせいで。このクズのせいで!私がどんだけ恥をかいたと思ってんのっ!」

ぴかぶぅ

そう繰り返して。私を殴った挙げ句、私を家の隣の倉庫に閉じ込めました。

ぴかぶぅ

鍵をかけられて。食事もろくに与えて貰えずに。

ぴかぶぅ

あいにく、その二日後から冬休みでした。

ぴかぶぅ

暗くて寒い倉庫の中。ずっと。ずっと閉じ込められました。

ぴかぶぅ

隣の家から聞こえる楽しそうな子供の声と笑い声。

ぴかぶぅ

その声と、寂しさ。死にそうになる寒さ。空腹に耐えきれずに

ぴかぶぅ

私が泣き叫ぶと、母と父が来て私を殴りました。「死ねっ!死ねっ!」そう何回も繰り返しながら。

ぴかぶぅ

もう、頭がおかしくなりそうでした。

ぴかぶぅ

きっとそこには、正しいことも、救いも何もなかったんです。

ぴかぶぅ

お腹がすいて。凍え死にそうで。

ぴかぶぅ

そんな私の唯一の救いは、小窓の外から見える星空でした。

ぴかぶぅ

「今、私と同じくらい、苦しんでる人がこの空の下にいるんだ。」

ぴかぶぅ

そう思うことで、私は生き延びることができたんです。

ぴかぶぅ

だから、夜空を見るとうるって来ちゃう笑笑

ぴかぶぅ

その地獄のような1週間は

ぴかぶぅ

私が「お母さん、お父さん。ごめんなさい。外では人に迷惑をかけません。」

ぴかぶぅ

と言う文章をノート1冊分書くことで終わりました。

ぴかぶぅ

その後、4日ぶりに暖かいご飯を食べながら安堵のあまり大号泣する私の頭を

ぴかぶぅ

父が撫でながらこういいました。

ぴかぶぅ

「お前のせいでお母さんは悲しい思いをしたんだ。これからは人の世話にはなっちゃダメだぞって。」

ぴかぶぅ

その撫でる手は乱暴で。その笑っている顔は、目が笑っていませんでした。

ぴかぶぅ

だから、私は感情を押し殺して生きて行くことを決めました。

ぴかぶぅ

たとえ、悲しくても。苦しくても。辛くても。

ぴかぶぅ

人に気付かれないように。心配されないように。

ぴかぶぅ

私は「笑顔」という偽の仮面を顔に張り付けて生きました。

ぴかぶぅ

周りの人たちによく言われます。

ぴかぶぅ

「いつも笑顔でいいね。明るいね。悩み事なさそう。」って。

ぴかぶぅ

その言葉を聞く度に私は「両親の言うことをきちんと守れてる」と感じて安心しました。

ぴかぶぅ

でも、私は「感情」というものを捨ててきてしまったみたいです。

ぴかぶぅ

みんなの笑いについていけなくなった。悲しいときに、涙の一粒さえ流せなくなった。

ぴかぶぅ

私は常に笑うことしか出来なかったんです、

ぴかぶぅ

小6の夏。

ぴかぶぅ

私には「親友」と呼べる友達がいました。

ぴかぶぅ

その子には、私が嘘をついていることがバレてしまっていて。

ぴかぶぅ

「どうしたの?大丈夫?」

ぴかぶぅ

そう声をかけてもらったんです。

ぴかぶぅ

誰かに気にかけて貰えたことが嬉しくて。嬉しくて。

ぴかぶぅ

いつしか、私はその子に色んなことを話していました。

ぴかぶぅ

その子は黙って聞いてくれました。

ぴかぶぅ

「大変だったね、辛かったね」

ぴかぶぅ

って。

ぴかぶぅ

その時の私は、自分のことしか見えていませんでした。

ぴかぶぅ

その子が自殺したんです。

ぴかぶぅ

あの、いつも優しくて明るいあの子が。

ぴかぶぅ

ネットでいじめられていたそうです。住所も特定されていたみたいで。

ぴかぶぅ

「ごめんね。気づいてあげられなくてごめんね。」そういう手紙を遺してこの世を去って行きました。

ぴかぶぅ

どうして私は気付いてあげられなかったんだろう。その笑顔の裏に隠された悲しみに。

ぴかぶぅ

その子に私の負担を背負わせてしまった。私のせいであの子が死んだ。

ぴかぶぅ

私が気付いてあげられたら………、

ぴかぶぅ

悔やんでも。悔やんでも。もうあの子は戻って来ません。今でも後悔しています。

ぴかぶぅ

だから私はもう人には相談をしないようにしました。
自分の為にも。相手の為にも。

ぴかぶぅ

そして中学生。

ぴかぶぅ

状況は変わりませんでした。

ぴかぶぅ

殴られ、蹴られ。時には包丁を持ち出してきて。

ぴかぶぅ

それでも私は、私は…。

ぴかぶぅ

両親のことが好きでした。

ぴかぶぅ

「愛してもらっている。」

ぴかぶぅ

そう、信じていたから。

ぴかぶぅ

でも、中1の夏。その希望はあっさりと崩れ落ちました。

ぴかぶぅ

聞いてしまったんです。私の生まれた訳を。

ぴかぶぅ

私には姉がいます。でも、私より扱いが優しいんです。

ぴかぶぅ

「私が殴られるのは、私がダメな子だから。」そう思っていました。

ぴかぶぅ

でも、違ったんです。

ぴかぶぅ

両親は…。子供は、姉、一人だけで良かったそうです。

ぴかぶぅ

でも、父がゴムを着けずに行為をした結果、私が出来てしまった。

ぴかぶぅ

私がお腹の中にいる、ということを知ったときはもう、中絶可能な時期を過ぎてしまっていたんです。

ぴかぶぅ

私を産むつもりはなかったそうです。

ぴかぶぅ

「あんたが着けていたら。」

ぴかぶぅ

「お前が誘って来なかったら。」

ぴかぶぅ

「無駄に金かかるし最悪。」

ぴかぶぅ

そう、夜中に言い合う両親を見て私は血の気が引きました。

ぴかぶぅ

慌てて部屋に戻り、布団を頭から被って。

ぴかぶぅ

息が出来ませんでした。苦しくて。苦しくて。

ぴかぶぅ

やっぱり、私は生まれてきてはいけない人間だったんです。

ぴかぶぅ

生まれてきた意味のない、価値のない人間なんです。

ぴかぶぅ

その頃からです。リスカとレグカを始めたのは。

ぴかぶぅ

その時に皮膚から流れ落ちる血を見て、私は自分の生存を確認していました。

ぴかぶぅ

私はもう、感情のない、希望のない、空っぽな操り人形になっていました。

ぴかぶぅ

中2。大学入試に失敗した姉を見て、両親は態度を変えました。

ぴかぶぅ

「お前のためだ。」

ぴかぶぅ

と言って、私を塾に入れ、朝から晩まで勉強させました。

ぴかぶぅ

「お前は医者になるんだ。」と。

ぴかぶぅ

試験の結果が悪ければ叩かれました。

ぴかぶぅ

夜。寝させて貰えずに、問題集を全てさせられました。

ぴかぶぅ

県内1の高校に入って、医者になるため…。

ぴかぶぅ

感情のない私はそれに抵抗することさえ出来なくなっていました。

ぴかぶぅ

リスカの数も増えました。

ぴかぶぅ

日に日に増える左腕の傷は、私の心の傷でした。

ぴかぶぅ

もう、私は「右向け右」と言われて何も考えずに右を向いてしまう、ロボットだったんです。

ぴかぶぅ

中2の夏。児童相談所が家に来ました。

ぴかぶぅ

何かを話した後。帰って行きました。

ぴかぶぅ

また、地獄がやって来ました。

ぴかぶぅ

倉庫に入れられ、縛られて。

ぴかぶぅ

何回も何回も殴られました。

ぴかぶぅ

「今度こそ死ね‼この虫!」

ぴかぶぅ

そう言われながら、何回も何回もパイプで殴られました。

ぴかぶぅ

「もういっそ、殺して。」

ぴかぶぅ

そういうと、首に包丁を当てられました。

ぴかぶぅ

「殺してやる‼殺してやる‼」

ぴかぶぅ

壊れたように何度も何度も叫ぶ母を見て。

ぴかぶぅ

私は泣くことしか出来なかった。

ぴかぶぅ

もう、死んでもいいって思いました。

ぴかぶぅ

何も怖くはなかった。

ぴかぶぅ

嬉しかった。

ぴかぶぅ

もう、この生活から解放される。

ぴかぶぅ

それを思うだけで、何故か嬉しかったんです。

ぴかぶぅ

きっと。きっと。私は生まれてきたことから間違いだったんです。

ぴかぶぅ

私の家族はもう、壊れていたんです。

ぴかぶぅ

結局、父に止められてその騒動は終わりました。

ぴかぶぅ

中3の冬。

ぴかぶぅ

受験真っ只中でした。

ぴかぶぅ

志望校には全く届かなくて。

ぴかぶぅ

親には圧をかけられて。

ぴかぶぅ

同級生にはいじめられて。

ぴかぶぅ

何日も何日も寝られない日が続いて。食べられない日が続いて。

ぴかぶぅ

ストレスと栄養失調と睡眠不足で死にそうで。

ぴかぶぅ

そんな時に出会ったのが「すとぷり」でした。

ぴかぶぅ

♥くんの「生まれてから、」を聴いて涙が止まりませんでした。

ぴかぶぅ

悲しくて。悲しくて。でも、勇気付けられる、そんな動画で。

ぴかぶぅ

すとぷりを見ているときは素の自分で居られました。

ぴかぶぅ

心から笑えなかった私が。泣けなかった私が。

ぴかぶぅ

笑えている。泣いている。

ぴかぶぅ

こんな経験、初めてで。

ぴかぶぅ

辛いときも。苦しいときも。

ぴかぶぅ

すとぷりが側にいてくれたんです。

ぴかぶぅ

モノクロだった私の世界は

ぴかぶぅ

一気にカラフルになって。

ぴかぶぅ

でも、好きになっても家庭の問題は解決しなくて。

ぴかぶぅ

変わらないけど。

ぴかぶぅ

「すとぷり、そして♥くんに出会うために私は生まれてきたんだ。」

ぴかぶぅ

そう思うだけで心が軽くなるんです。

ぴかぶぅ

自分の意思で好きになった。

ぴかぶぅ

その気持ちを大切にしたくて。

ぴかぶぅ

そんな中で、私は今を生きています。

この作品はいかがでしたか?

100

コメント

35

ユーザー

辛かったですね…よく耐えましたね…私も、辛くなったら莉犬くんやすとぷりのMVなどを聞いています。これからも頑張って沢山生きていきましょう!!

ユーザー

何か、知ってはいたけど、 知らない事ばかりだった... あの、自〇しちゃった子... もう居ないんだね、...よし! 今度は俺がその子の代わりになる!その子が思っていた事分からないけど、恐らくの想いを背負って、俺の体が無くなるまで、全部話聞くから、! まだ遠慮して全部話さなくてもいいから!できる限りの事を全部洗いざらい話していいから... だから、俺がまだこの世に存在しているうちに、いっぱい話そう

ユーザー

辛かったね、、ぐらいしか私には言えない笑 すとぷりと会えて人生が変わったのは一緒ですね

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