side○○
私は家に帰り お母さんに聞いた
○○
ねぇ、お母さん。
母
なに、どうしたの?
○○
悪魔と狼人間は
恋しちゃダメなの?
恋しちゃダメなの?
母
えぇ。ダメよ。
○○
どうして?
母
どうしてって、、
母
そう伝えられているからよ
○○
根拠もなしで
信じられるわけないよ。
信じられるわけないよ。
母
そうね。貴方にも、
母
もう伝えてもいいかもしれないわね
○○
何を?
母
昔の話よ。
1人の狼人間と悪魔が
お互いに恋をしてね、
1人の狼人間と悪魔が
お互いに恋をしてね、
母
他の人には秘密で
一緒に過ごしたりしていたそうよ。
一緒に過ごしたりしていたそうよ。
○○
それで、その後2人は
どうしたの?
どうしたの?
母
結局、他の人に見つかって
2人とも死刑にされたそうよ。
2人とも死刑にされたそうよ。
○○
そんな、酷い。
私はあまりの悲しさと辛さに 耐えられず、部屋に駆け込んだ
母
ちょ、○○!
どうしたのよ!?
どうしたのよ!?
部屋に入り ベットにダイブした私は
泣き崩れた
○○
(グスッ
○○
なんで……
数分後
♪ピロリン
○○
ん、メール…
○○
え、康二くんから、、
○○
なんだろう?
康二
おつかれ、○○ちゃん
康二
ちょっと話があるんだけど
今から会えない?
今から会えない?
○○
ごめんなさい。
今はちょっと、、
今はちょっと、、
康二
康二
今、○○ちゃん家の前に
いるんだけど
いるんだけど
外に出る
康二
あ、○○ちゃん。
○○
康二くん、、
どうしたの?
どうしたの?
康二
ここで立ち話するのもだし
公園でも行こっ!
公園でも行こっ!
○○
う、うん。
公園に来た私たちは
小さなベンチに並んで座った
康二
ごめん、急に呼び出して
○○
ううん。大丈夫だよ?
○○
どうしたの?
康二
今日、○○ちゃんの
様子が変だったからさ
様子が変だったからさ
康二
俺が狼人間とか
言っちゃったから
言っちゃったから
○○
ち、違う。
康二くんは何も悪くない。
康二くんは何も悪くない。
康二
もしそうだとしても、
あの様子の○○ちゃん見たら
あの様子の○○ちゃん見たら
康二
居ても立っても居られなくて
康二
さっきも泣いてたんでしょ?
○○
どう、して……
そのとき
ギュッ)
○○
へ?
私は康二くんに抱きしめられた
康二
わかるよ。目が赤くなってるし
康二
本当は狼人間だってこと
伝えるつもりなかったんだ
伝えるつもりなかったんだ
康二
でも、○○ちゃんには
康二
○○ちゃんだから、
嘘つきたくなかったんだ。
嘘つきたくなかったんだ。
○○
それって、、
どうゆうこと?
どうゆうこと?
康二
また困らせちゃうなぁ。
康二
でも、○○ちゃんには嘘つかないって決めたから
康二
おれ、○○ちゃんのことが好き。
○○
っ!!
康二
ずっと好きで、今もドキドキしてる。
康二
ごめん、困らせて。
○○
う、ううん。
大丈夫、
大丈夫、
○○
本当はね
○○
私も康二くんのことが好き
康二
なら、!
○○
でも、ダメ。
付き合えない。
付き合えない。
康二
どうして?
○○
グスッ)だって、愛し合ったら
殺されちゃう。
殺されちゃう。
康二
え?殺されな、、
康二くんはハッとした
○○
グスッ)そうだよ、私は悪魔だよ。
○○
グスッ)黙っててごめんね。
康二
狼人間も悪魔も関係ない!
たとえバレても否定されても
たとえバレても否定されても
康二
俺は○○ちゃんが好きだという意思を曲げない!
○○
康二くん。
康二
叶わなくてもいい。
康二
それでも俺は
康二
君のことが好きだ。
康二
そしてこれからも君を愛すると誓う
○○
康二くん、、
私の目から沢山の涙が溢れてきた
○○
グスグス)私も…大好き!
私たちは、泣きながら、 強く抱きしめあった
落ち着いた頃
私たちは、偽りのない 狼人間と悪魔の本当の姿になって
初めてのキスをした
そして、現在
私たちは
2人の可愛い子供を授かり
幸せに暮らしています。
コメント
2件
素敵…🥲🧡