𝘴𝘵𝘢𝘳𝘵

って言い合う関係も

終わりを告げてく

ほんの一瞬の出来事で

だなんて言わないで

が混ざりあってく

って笑いあってた

あの日々に寄り道をして

浮かんでくる思い出に

胸が苦しくなっていく

出会うのが早かった

って君は言っていたけど

思い出す記憶の中じゃ君は

いつも笑っていた

から、

飲み干した愛を

掬いあげていくように

一滴も残せずに、

また一口

いくつ束ねても

これまでの愛を

って頬を濡らしながら

最後には抱き合って

そんなのも知っていたけど

溢れ出す涙の跡はもう

何処にも残らない

から

空になった喉を

また潤すように

一滴も溢さずに、

また二口

繋ぎ止めたくて、

埋めようとして

空いた穴の在処を

探しても見当たらなくて、

苦し紛れの言い訳を探してる

認めたくなくて

取り繕うとして

これまでの恋を

指折り数えても

好きだよ

"好きだよ"

って寄り添い合えたなら、

今でもふたりは

だなんて言わないで