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8月も終わりに近づいたというのに、 まだジリジリと太陽が肌を焼く。
暑い空気が容赦なく襲いかかってきて、 夏の終わりなんてまだ先だと思えた。
そんな中訪れた 夏が終わる前の5日間
それを、俺は絶対に忘れない。
8月27日,日曜日
俺は1人で駅前に佇んでいた。
というのも、先ほど、一緒に買い物に来ていた友達が偶然彼女を見つけて そのままデートに行ったから、 という理由があるのだが。
晶都
1人ため息をついてジリジリと 肌を焼く太陽を睨みつける。
晶都
暑いし、することもないし、帰るか、 と歩き出したところで 運悪く人とぶつかった。
もっと最悪なことに女性だった。 小柄で、髪の長い女性が 勢いよくぶつかってきたのだ。
晶都
女性
ゆっくりと離れた女性は 多分、10代。 俺と同い年か年下か。
晶都
別に、こっちからは謝ったし、 通り過ぎればよかっただけなのに。
彼女の顔が涙に濡れていて、頬が腫れていたから
放っておけるわけがなかった。
ガコッ、という自販機から飲み物が 落ちる音。
取り出し口から ごく普通の飲料水を取り出して、 ベンチに座っていた女性の前に 差し出した。
晶都
女性
晶都
彼女は、 「ありがとうございます」 と、恐る恐る水を受け取った。
晶都
女性
ちらり、と隣の彼女を見ると、 バッチリ目が合った。
夏雪
晶都
夏雪
晶都
晶都
夏雪
夏雪
晶都
夏雪
晶都
夏雪
晶都
夏雪
晶都
夏雪
夏雪
晶都
夏雪
突然、大きな声を出した彼女に驚いて そちらを見つめる。
彼女も真剣な眼差しで こちらを見つめている。
夏雪
ガチャ
俊介
俊介
夏雪
茜
利久を駅まで迎えに行くように頼んだ 夏雪の後ろには 知らない男。
まるで、 忘れてました みたいな顔をしている夏雪
それだけでなんとなくわかりたくもない ことがわかってしまって ため息が出た。
俊介
夏雪
茜
夏雪
茜
茜
俊介
晶都
俊介
茜
夏雪
俊介
夏雪
俊介
茜
茜
俊介
よくわからないまま つれてこられた駅前。
多分利久くんやらがパンケーキを食べに行ったであろうカフェの前で、2人の男の子が揉めていた。
利久
有希
利久
俊介
利久
俊介
利久
利久
利久
晶都
利久
利久
夏雪
俊介
有希
利久
有希
茜
利久
有希
晶都
夏雪
利久
俊介
有希
晶都
有希
有希
夏雪
俊介
利久
有希
有希
晶都
晶都
有希
有希
晶都
有希
有希
晶都
有希
晶都
有希
有希
晶都
有希
晶都
有希
有希
晶都