西山中学入学の日

僕は胸をときめかせて、 中学生になった

嫌だ

すると、 小学校の時から幼馴染で

唯一の友達だった紫郎くんが、 話しかけてきた

僕は正直、運動が苦手だ

小学校の頃から、 休み時間は読書していた

筋金入りのインドアだ

僕は決めかねていた

どの部活に入るのか……

母さんはそう言って、ボールを手で弾くそぶりをした

前で古田先輩が実演しながら、 新入生がそれを真似る形でやっていく

コツン

バチンッ

という音が武道場に鳴り響く

僕は走って自分の部屋に戻った

僕は大島先輩の言葉を思い出していた

疲れたかい

しょうがないな

僕の飲ませてあげる

僕はますます、 顔を赤くした

全然いいよ

君ならね

結局、 僕はその日の夜は一睡も出来なかった

to be continued

おまけコーナー

弓道部の先輩たち

大島先輩

弓道部副部長

とても面倒見が良く、優しい先輩

古田先輩

弓道部部長

とても厳しい指導をするが、 後輩からは慕われている

吉川先輩

弓道部の先輩で唯一の女子

ポニーテールがとても可愛い

では、後編をお楽しみに