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ぴくと視点
※背景ありませんでした。 すみません。
部屋を出ると、少し暗い廊下になっていた。
暗くてよく見えないが、小動物が歩き回っているようだ。
小動物が小さなドアを開け、部屋へ入っていったので俺も大きなドアを開け部屋に入る。
部屋の中が暗かったので電気をつける。
下の方を見ると、ぬいぐるみのようなうさぎと見覚えのある白い何かがいた。
部屋には小さいベッドが10個ほどおかれている。
どうやらこの部屋はさっきの小動物たちの部屋のようだ。
目線を戻すと、うさぎはいなくなっていた。
見覚えのある白いのはこっちを見ている。
そういえば俺はどこでこいつを見たんだ?
んー…無表情の白い生物…白いやつ?! こいつ白いやつだ!
そんなことを考えていると、白いやつが何かを持ってきた。
白いやつ
どうやら服を持ってきてくれたようだ。
ぴくと
俺は服を受け取り、最初にいた部屋に戻り服を着替えた。
白いワイシャツと黒ズボン。ベルトを締めて、蝶ネクタイをする。
俺の立ち絵そっくりだ。
そしていったん状況を整理してみる。
俺は朝起きるとテレポート?しちゃって、この大きな屋敷に来てしまったらしい。
ここよくわかんないし、早く戻れないかな…
誰か協力してくれないかな…
手紙の内容を思い出す。
そういえば、今日13時頃人が来るって言ってたな。
その人たちにテレポートの話しなきゃいけないんだし、協力してってお願いしてみよう。
人が来るなら、なんか用意しておこう!
飲み物とか食べ物を用意しとくか…
キッチンとか見に行くか。 てか、キッチンあるのかな?
屋敷の中を歩いていると食堂らしき場所を見つけた。
ドアを開け、中を見渡す。
中には大きな長いテーブルとたくさんの椅子が置かれていた。
調理場を覗いてみる。
調理場ではさっき見たうさぎとのほかに、いぬやねこが何かを作っていた。
動物たちが作っている奥には冷蔵庫のようなものがある。
冷蔵庫を開けて中を見ると果物や木の実が入っていた。
上の段には肉や魚が入っている。
てきとうに良さそうな果物を食器棚から取った皿にのせる。
てか、果物よりお菓子のほうがよくね?
お菓子がありそうな、場所を探す。
歩いていると、倉庫らしき場所を見つけた。
※もうちょっと暗めです。
ここなら何かあるかもしれないと思ったので倉庫に入り電気をつけた。
電気つけた…よね?暗いままなんだけど?
まぁいっか。
倉庫の中にはたくさんの箱が置かれていたので一番近くにあった箱を開けてみる。
中には、瓶に入った飲み物とリンゴのような果物が入っていた。
果物多くね?
とりま、瓶をてきとうな数出しておく。
倉庫全体を見てみる。
倉庫の中央には、大きな箱(寝そべった人が一人入る程度の大きさ)が三つ置かれていた。
気になったので開けると、二つは空で一つは地下室への入り口になっていた。
階段が下に続いているようだが、暗すぎるので諦めることにした。
さっき出した瓶を持って食堂のほうへ持っていく。
時間を見ると、12時50分。そろそろ人が来る時間だなーと思っていると、
コンコン(ドアを叩く音)
ぴくと
ドアを開ける。
ドンッ(岩で殴られる音)
零華
ー次回 第三話 襲来者ー