愛理
おはよ〜
夏美
おっはー
美夏
ヤホー
愛理
ねぇ聞いてー
夏美
どうしたの?
美夏
...
愛理
明日ねー
美夏
私行かないから
夏美
どうしたの?美夏
愛理
美夏?
美夏
私行きたくない!
そう言うと美夏はスタスタと教室を出た
愛理
美夏!
夏美
ねぇどこに行こうとしたの?
愛理
今夏だから夏祭りに行こうかと
夏美
いつ?
愛理
8月14日かな
夏美
……それなら行きたくなくなるね
夏美
美夏その日家が燃えた日だよ
愛理
嘘、そうだった
悪気無いのに
悪気無いのに
夏美
落ち着いたら謝ろ!
愛理
うん
美夏は昔だいたい2年前 家が燃えて母と父と兄が死んだのだ じゃあ何故美夏が生きていると言うと その日が修学旅行だからだ 私は美夏と夏美は2歳からいっしょだった だから修学旅行が嬉しく思ったが 美夏は一緒に死にたかったといっていた 昔から元気なのに家族が死んでから ずっと静かになった
給食
愛理
美夏...
美夏
なぁに?
愛理
ごめんね
美夏
ああいいよ
愛理
ありがとー!
すると携帯(スマホ)からメールが来た
愛理
ん?
美夏
夏美?
愛理
夏美!
美夏
きっとあそこにいるよ!
愛理
行こう!
横浜病院
愛理
夏美!