この世界には
耳が聞こえないものがいる。
生きてることには
障害者
という者は居なくならない。
だからって
恋
を、しちゃだめということはないだろう。
真郎
俺は耳が聞こえない。
真郎
俺はそのせいで小学校のときにいじめられた。
真郎
親は中高、俺が病まないように特別支援学校に通わせてくれた。
真郎
俺は今、難聴障害の者が、先生で手話を教えるという特別支援学校で働いている。
真郎
そのほうが、馴染みやすいそうだからだ。
真郎
俺は今、一ヶ月に一度のショッピングに来ている。
真郎
洋服店で若い女の人とタチ悪い店員と見られる女の人が何やらもめている。
真郎
若い女の人の方はどうやら俺と同じ難聴障害らしい。
真郎
たち悪い店員の方は若い女の人の方の喋り方を面白がって
真郎
なんですか?キモいんですけど!ウケるんだけど!
真郎
とか言って笑っている
真郎
なぜか怒りがこみ上げていて
真郎
知らないうちに。。。
スタスタスタスタ
たち悪い店員
なんですか?
サッ
紙
僕たちは耳が聞こえない。
種実
!
たち悪い店員
でしょーね笑笑笑
サッ
紙
そんな僕たちを馬鹿にしてもなんの意味もない。
真郎
て↗ん↘ちょう↗さぁん
タッタッタッタッ
店長
どうしましたでしょうか。
サッ
紙
僕たちは、耳が聞こえません。
店長
!!
サッ
紙
この店員さんが馬鹿にしてきます。
店長
お前!!本当か!
たち悪い店員
違いますよ!この人たちが
たち悪い店員
嘘ついてるだけです!
たち悪い店員
まして、証拠もないくせに!
サッ
紙
あります。
スマホ
なんですか!キモいんですけど!
スマホ
キモー!
スマホ
プチッ
たち悪い店員
!!!
たち悪い店員
ち、違う!私じゃない!
店長
すいません!!
店長
すいません!!
店長
お前は首だ!
たち悪い店員
、、、
店長
すいませんでした!!
真郎
店長
ん?
最後の
小指を立てる手話の仕草は
許す
という意味です。
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