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盲目の少女は極限化する

盲目の少女は極限化する

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盲目の少女は極限化する 〜きっかけを与えようとする者〜

♥

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2021年06月12日

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キシャール

モグモグ(*´ω`*)

キシャール

…うげぇ。

キシャール

樹…揚げ物は油切ってくれよ…。

あ。忘れてた。

ごめん。

ココ

ミャウ…。

キシャール

ったくもう…。

キシャール

あ。

ん?

キシャール

まずいまずい…。

キシャール

あいつが帰ってきた…。

ガチャ…

トリステ

おいおいようやく帰ってきたのにあいつ呼ばわりはひどいと思わない?

トリステ

なぁキシャール?

キシャール

だって…。

トリステ

もう僕は昔の僕じゃないんだよ?

トリステ

別にぶったりしないし蹴りもしない。

トリステ

反抗されたからって釣り上げることもない。

トリステ

あの方法は古いからねー。

こっわ…。

とゆうか雷はまだ帰ってないのか!?

何か問題にでも…。

トリステ

あぁあのお嬢さんなら…。

キシャール

おい雷に手を出したのか!?

トリステ

は?

トリステさんなら

街で絡まれた時に助けてくれた。

キシャール

よかった…。

キシャール…貴方は私の親じゃないでしょ…。

心配しすぎ。

キシャール

心配なのは心配なんだよ…///

(キシャールが照れてる…。)

トリステ

え…おま…かわい。

キシャール

うるっせぇ!

そういえば雷はどこに行ってた?

祖母の家よ。

トリステ

お婆さんが死んで遺書が親戚によってどこかに埋められたんだってさ。

え?

まあ説明するよ。

説明中…

キシャール

なるほどな。

ココ

…ミュ。

トリステ

おーココ!

ココ

ミャッ!

トリステ

元気ー?

ココ

ミャウ…。

トリステ

…むぅ。

遺書…どうするんだ。

私は見つけたい。

でも。

キシャールと私が特化してるのは耳だから…。

キシャール

…ならそこの鬼に頼めばいいじゃん。

トリステ

鬼ってなんだぁ?鬼って。

キシャール

鬼畜って意味だよ。

トリステ

だから前みたいに暴力は振るわないようにしてるんだよ?

トリステ

キシャール以降の子たちにはね。

キシャール

俺被害者じゃん…。

ココ

ミュウ…。

トリステ

ジジイどもうるっせぇんだもん…キシャールならわかるでしょ…。

キシャール

それはそうだ。

そこ。

昔話をするなら後にして欲しい。

トリステさん。

依頼させて欲しい。

私の祖母の…遺書探し。

トリステ

いいよ♪

あのさ。

トリステ

ん?

トリステさんって何を特化させてるんだ?

トリステ

あー。

トリステ

僕が特化させたのは…。

鼻だよ。

は…鼻?

トリステ

えぇ。

トリステ

僕は鼻特化させた。

トリステ

最愛の人のために。

トリステ

この話は今度してあげるよ。

キシャール

長くなりそ。

www

トリステ

お嬢さん。

トリステ

そのお婆さんの匂いがついたものはあるかい?

…ペンダントなら。

トリステ

OK。

トリステ

取ってきてもらってもいいかな。

…わかったわ。

トリステ

…樹君だっけ?

は…はい。

トリステ

君いいね。

トリステ

すっごくいい。

怪しげに笑うトリステは樹を誘う

何がですか…。

トリステ

目だよ。

トリステ

極限状態にしたらなかなかいいんじゃない?

キシャール

やめとけ。

キシャール

それは苦しみでもあるからな。

ココ

シャーッ!

トリステ

…いいじゃない。

トリステ

永遠の命と極限化された目を手に入れることができるのだし。

パンッ!

キシャール

お前は分かってない。

トリステ

師匠に対してビンタとか酷くない?

ガチャ…

…トリステさん。

申し訳ないのだけど帰って欲しい。

トリステ

え?

トリステさん的にはいいかもしれないけど私は樹に苦しんでほしくない。

トリステ

…そ。

トリステ

まあ気が変わったら言ってねー!

トリステ

依頼についても…ね。

トリステ

じゃあね〜!

キシャール

いいのか?雷。

キシャール

あいつなしじゃ多分お婆さんの遺書は…。

…どうにかする。

…あのさ。

俺話ついていけないんだけど…。

…トリステさんが樹を極限化に誘って私たちが拒んだってだけ。

俺は別に極限化しても…。

「ダメだ。/よ。」

…どうして。

ココ

ミュウ!

キシャール

極限化についてあまり詳しくないから気楽に言えるだけ。

キシャール

昔話をしようか。

トリステ

…チェ。

トリステ

すごくいい目だったのになぁ〜。

トリステ

それにしても…。

トリステ

キシャールがあんなに人を大事にするなんてね。

トリステ

ンフフ〜♪

嫉妬しちゃうなぁ💕

  

はぁ。

  

…お前も変わったな。

トリステ

君には言われたくないなぁ。

どこかから聞こえる声の主は どこか寂しそうにしていた

  

…別にいいだろ。

トリステ

そうねぇ。

  

帰るぞ。

トリステ

暴れさせてくれないのね。

  

あぁ。

  

被害が出たらうるさい奴がいるからな。

トリステ

今回のことも聞いたら怒るかしらね?

  

お前の肉体は無くなるだろうな。

トリステ

怖いねぇ。

  

ちっとも思ってないだろお前。

トリステ

…気のせいよ。

  

戻るぞ。

トリステ

はいはい。

トリステ

分かったからつねらないで。

  

遅いのが悪い。

トリステ

僕には甘くて助かるよ。

無常の鬼。

盲目の少女は極限化する

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