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口数の少ない君は…

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口数の少ない君は…7

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2019年10月12日

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紫月

(やっぱり、外見たままだ)

紗乃

(あっそうだ。)

椅子から立ち上がり、教室を出ていった

紫月

(どうしたら)

女子

ねえ、紫月くん

紫月

あ?

女子

忠告?みたいな事しとくね

紫月

は?忠告?

女子

うん。今日の放課後、あの学年一位イケメンの原魔様が紗乃ちゃんに告白するんだよ

紫月

は?

紫月

(何?このイライラする感じ)

女子

紫月くんならどうする?

紫月

(俺なら、放課後あいつ所に)

紫月

知らねぇよ。勝手にすれば

女子

ふーん。そんなこと言っちゃうんだ。

紫月

(違う、本当は)

女子

まあいいんじゃない?紫月くんがそう言ってるなら

授業後

男子

紗乃ちゃん!一緒にお昼食べよ?

原魔

はぁ

紗乃

あっ原魔くん。お昼一緒に食べる?

原魔

えっ!

紗乃

走ってきてくれたんでしょ?

原魔

う、うん///

紗乃

じゃあ、行こっか

原魔

うん!

紫月

(何、優しくしちゃって💢)

紫月

(クソっ!)

女子

(ほら、やっぱり紗乃ちゃんの方見てんじゃん。わかりやすい人)

紗乃

どこで、食べる?

原魔

俺は、紗乃さんと一緒に居ればそれで充分//

紗乃

何それ?笑

紫月

(俺には、あんな笑顔見せないくせに!)

飛んで放課後

紗乃

(行かないと、屋上)

女子

紗乃ちゃん!頑張ってね!

紫月

っ…

紗乃

もう、違うかもしれないでしょ?!

女子

いやいや、お昼の事からして絶対そうだよ

女子

だって走って迎えに来るとかありえないもん!

紗乃

はぁ。まあとにかく行ってくるよ

女子

行ってらっしゃい!

紗乃

(もう紫月くんとはこれから話さないだろうし、原魔くんと付き合っちゃおうかな。いい人だし、それに学年一位イケメン//)

紗乃

(ううん!ダメダメ。しっかりしないと)

屋上に着いた

紗乃

あれ?まだ原魔くん来てないのかな。

紗乃

原魔

紗乃さんごめん!ちょっと遅れちゃった

紗乃

ううん。全然大丈夫だよ

紗乃

それより、放課後なんかに呼び出してどうしたの?

原魔

驚かないで聞いて欲しい

紗乃

原魔

俺、紗乃さんが好きだ!廊下を歩いていた時すれ違って、その時一目惚れしちゃって…こ、こんな俺だけど付き合ってくれませんか?

紗乃

私は…

紗乃

(なんて、言い返したら。返事はどうしよう)

原魔

紗乃さん?

紗乃

あっごめんね

紗乃

原魔くん、私は原魔の事もっと知っていきたい。まだあまり話してないから、私に原魔くんの事色々教えて?

原魔

俺の事色々知れたら付き合ってくれる?

紗乃

うん。原魔くんいい人だし。

原魔

わかった。ありがとう!

紗乃

じゃあ、帰ろっか。

原魔

うん!

二人で帰ろうとした。すると… バタンッ

紗乃

誰?
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