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燈路
燈路は 電話をしていると いきなり 大声を出した
燈路
燈路
燈路
電話を切ると ため息をついていて 何かあったらしい
杞紗
燈路
透と杞紗は同じ反応をして驚いていた
燈路
杞紗
透
2人は自分の事のように喜んでいた
燈路
紫呉
凪斗(ナギト)
ほんとに おめでたい事だ
紫呉
燈路
燈路は色々 ツッコミをしたり 驚いたりで 疲れたようだ
杞紗
紫呉
紫呉は普通に隣にいて 違和感がなかった
杞紗
紫呉
犬なのに...?
透
紫呉
俺は透を隠して 燈路は杞紗を紫呉から 離そうとしていた
紫呉
透
紫呉
余り紫呉を 透に近づかせちゃ いけないと思った
紫呉
凪斗(ナギト)
紫呉
紫呉は冗談が過ぎるから 思い知らないとダメだ
紫呉
透
紫呉
俺が2人きりにさせると 思っているのだろうか
紫呉
後ろから 殺気が伝わってきた
紫呉
紅葉
皆はアイスを 咥えながら スイカを持っていた
撥春
撥春
そういう問題じゃない
紫呉
凪斗(ナギト)
紅葉
夾
凪斗(ナギト)
スイカ割りという名前を 聞いたことは あるけど やったことは無い
紅葉
撥春
燈路
スイカ割りは ボロクソに言われてた
夾
紅葉
それでも汚いものは 汚いと思う
由希
紅葉
そんな横でハルは 素手で割ってみせた
透
下品....
撥春
どういうこと...?
燈路
紅葉は歓声を上げていた
透
由希
夾
2人は予想外だったのか驚いていた
透
透
由希
普通に切って 食べるじゃ ダメなのだろうか
透
透
透
由希
多分 聞いたことは無いけど 存在しない言葉だということは分かる
紅葉
透
燈路
燈路も少しは 気にしていたらしい
透
透
透はヤケクソになって 手を振りかざした
燈路
透
ドカーーーーーッ
凪斗(ナギト)
凄い音は したもののスイカは 割れなかった
透
夾
夾
色々デジャブの状況で 夾は混乱していた
杞紗
燈路
紅葉
ハルは割れたスイカを 黙々と食っていた
燈路
下品....、
燈路
紅葉は いきなり声を出して 笑い出した
紅葉
夾
由希
紅葉
撥春
由希
凪斗(ナギト)
由希
デマだったらしい 騙されるところだった
撥春
由希
居間に目を向けると 皆は寝ていた
由希
由希は しばらく見つめていた
由希
撥春
振り向きはしないで 手を振っていた
凪斗(ナギト)
撥春
はとり
はとり
はとりはナイフを取り出した
紫呉
はとり
紫呉
紫呉は知らないと 言わんばかりに しらばっくれていた
紫呉
はとり
紫呉
紫呉は 何も言わなくても 理解したらしい
紫呉
はとり
凪斗(ナギト)
何となく 予想はついていた
凪斗(ナギト)
紫呉
はとりも気づかなかったのか 驚いた顔をしていた
凪斗(ナギト)
はとり
1番の心配事は それだったらしい
凪斗(ナギト)
凪斗(ナギト)
鋭い目付きで見つめると 目を逸らして 苦笑いをしていた
紫呉
はとり
はとりは 透のことを 気にかけてくれてるらしい
はとり
はとり
紫呉
強い風が吹く
紫呉
紫呉
紫呉
紫呉の性格を 俺は忘れていたみたいだ
凪斗(ナギト)
凪斗(ナギト)
紫呉
透
紫呉
紫呉
俺は ずっと紫呉のことを 睨みつけていた
紅葉
紅葉
紫呉
何となくムカついたから 脛を蹴った
紫呉
紫呉
燈路
紫呉
慊人に会うにも 皆は苦労するらしい
紫呉
撥春
紫呉
紫呉
遮るように 夾が口を開いた
夾
紫呉
紫呉
紫呉は こちらを向いたから そっぽを向いた
紫呉
透
杞紗は不安だったのか ホッとしているのが 分かった
紫呉
透
夾
夾
夾は ここにいる方が安全だ
紅葉
杞紗
凪斗(ナギト)
紅葉
紅葉は平気を装っているけど 慊人が 好いていないから心配だ
撥春
燈路
杞紗も燈路も まだ小さいのに 怪我をしないか等が 不安で仕方ない
紫呉
紫呉
紫呉達は皆 慊人の元へ向かった
夾
夾
夾
待ってる側は 何も出来ないから 暗い空気が 流れていた
透
凪斗(ナギト)
夾
いきなりのことで 混乱していた
透
透
夾
何故か1番 張り切っている透
透
夾
夾は透のお人好しに 呆れていた
透
透
夾
夾が そんなことを言うなんて意外だった
透
透
夾
少し耳が赤くなってるのを見て 透は嬉しそうだった
凪斗(ナギト)
夾
紫呉
はとり
紫呉
外に出ない限りは 安全だとは思う
紫呉
紫呉
はとり
はとり
紫呉
余り興味は無くて 適当に返事を返した
紫呉
紫呉
はとり
紫呉
凪斗が居なくなって 余計に 強くなったのかもしれない
紫呉
はとり
紫呉!!
紫呉
紫呉
微笑むと そこには紅野くんもいた
慊人
慊人
紫呉
紫呉
肯定して謝っておけば 何とかなる
慊人
慊人
紫呉
紅野くんが 去ろうとするところを 狙って口を開いた
紫呉
はとり
慊人
予想通り紅野くんは反応した 後から はーさんに色々言われそうで怖い
慊人
紫呉
紫呉
期待外れのような顔をして 舌打ちをした
はとり
はとり
慊人
慊人さんは はーさんの 肩に手をかけた
慊人
笑顔を崩さずに 話を聞いていた
慊人
紫呉
慊人
昔から慊人さんは そういう風に周りから 褒められていたんだから 反応は 想定内だった
慊人
慊人
慊人
慊人
由希くんは前とは だいぶ変わってる
慊人
慊人さんは 声を出して笑った
慊人
慊人
慊人
慊人
そろそろ話を終わらせたかった
紫呉
慊人
慊人
慊人
紫呉
紫呉
はとり
はとり
紫呉
はーさんの肩を掴んで 揺らした
紫呉
はとり
僕は怒られる気 満々で構えていたのに
紫呉
紫呉
はとり
紫呉
紫呉
誰かさんと同じような 手口ばかりをする
紫呉
紫呉
凪斗の存在が 大きかったから
紫呉
紫呉
凪斗(ナギト)
胸の鼓動が 段々と早くなってる
凪斗(ナギト)
凪斗(ナギト)
偽の姿の副作用で 心臓が締め付けられることがある
凪斗(ナギト)
慊人
紅野
慊人
紅野は黙り込んでいると 驚愕していた
紅野
慊人
紅野
紅野が見つめていた方を 慊人は目を向けた
凪斗(ナギト)
慊人
慊人
慊人達と 目が合ってしまった
凪斗(ナギト)
慊人
俺は捕まると思って 小声で呟いた
凪斗(ナギト)
風が吹くと そこに俺の姿は無くなっていた
紅野
慊人
一息ついたと思えば 3人と目が合った
由希
透
透
姿を...見られた....
凪斗(ナギト)
由希
透
自分には 頭の中を整理する時間が 必要だった
由希
透
由希
透
透はリンに会ったことが なかったらしい
由希
凪斗(ナギト)
透
リンは嫌なのか 蹴ろうとした
ちゃんと透は 由希が 守ってくれたようで安心だ
由希
依鈴
少し回復したのか 人間の姿に戻った
依鈴
透
由希
一応 布団にくるまった
由希
リンは抱きついてきた
凪斗(ナギト)
依鈴
依鈴
凪斗(ナギト)
事情を知っているから 俺は何かを 聞くことはしなかった
凪斗(ナギト)
体が弱ってるのか 光は弱かったけど ちゃんと回復は出来ていた
依鈴
凪斗(ナギト)
ちゃんと頷いてくれたので 俺がすることはもうない
由希
由希
依鈴
リンは由希の胸ぐらを掴んだ
依鈴
依鈴
依鈴
由希は何もせず 黙って聞いていた
依鈴
それ以上は言って 欲しくなくて 口を塞いだ
依鈴
そして優しく抱きしめた
凪斗(ナギト)
凪斗(ナギト)
頭を撫でると 力が入っていた 肩の力が抜けた
依鈴
透
透が来たことを確認すると 直ぐに服を奪った
依鈴
凪斗(ナギト)
凪斗(ナギト)
無理に行く必要は無いから
凪斗(ナギト)
凪斗(ナギト)
微笑むとリンは 嬉しそうな顔をして 半泣きになっていた
凪斗(ナギト)
透
凪斗(ナギト)
透
透は約束を破るような子じゃないから 安心出来る
凪斗(ナギト)
由希
由希
由希は小走りで 戻って行った
黄昏ていると 視線を感じた
凪斗(ナギト)
透
透
凪斗(ナギト)
透の言葉は お世辞だとしても嬉しい
透
凪斗(ナギト)
透
少し暗い顔をしていたのか 気を遣わせてしまった
凪斗(ナギト)