ドズル社に入った理由は昔からゲームが好きだったから

ドズル社のやってることが凄すぎて好きになった

だから頑張って頑張って助っ人とかでドズル社に呼ばれるようになって

いつしかメンバーになっていた

そんな幸せが

「斎院のせいで潰れた」

ほんとあの時に戻りたい…

(ｺﾝｺﾝ)

｢はｯ？！見られてた？！｣

そう言って部屋を出ようとする斎院を後ろから刀で切ってしまいたいという気持ちを押し潰し､黙り込む

｢なんでこんなやつの下につかなきゃいけねぇんだよ｣

｢…まぁいいや…｣

「計画立てねぇと…」

そう心で呟いた

〜3日後〜

計画実行の前日

4日目にはもう港近くにいるみたいだからそこで海に沈める…そういう作戦だ

だから明日に備えようと思って9時くらいには部屋にいた

明日のことを考えながら音をたてないように武器の点検をしていた

(ｺﾝｺﾝ)

慌ててベッドの下に武器を隠す

(ｶﾞﾁｬ)

入ってきたのはドズルさんだった

下に行くとみんな集まっていて

呼んどいて何も話さない

少したって最初に口を開いたのはおんりーだった

｢もう泣きそう…｣

隠すのでも精一杯なのに､こんな責められたらもう全部言ってやりたい

｢俺の苦労もしらないで…｣

｢親と仲間を無くした俺の身にもなって欲しい｣

そう思った

そう言って部屋に戻ろうとしたその時

揺れた

その揺れは次第に強くなる

｢地震？｣

俺はそう思ったが

警報がならない

｢まさか…｣

外は真っ暗で

周りが見えない

着いてきたメンバー達も驚いていた