伊野尾慧
容赦なく殺す…か。
伊野尾慧
神の力の前に彼女はどれだけ戦えるんだろうね。
伊野尾慧
限りはあっても俺は今神様なんだから。
伊野尾慧
分からない。分かるわけがない。いつだって主役になれない人生を送っている俺の気持ちなんか。
フランドール
分からない。分かるわけがない。でも、これでいいのかな…。また、すれ違うことになるのかな。
フランドール
…。お姉さまの時と同じように。
レミリア
『ふらん、貴方はずっとここにいなさい。』
フランドール
『やだ!私だって、まりさたちとあそびたいもん!』
レミリア
『っ!いい加減分かりなさい!これも貴方のためなのよ!』
フランドール
『違う!お姉さまは私のこと何も考えてない!』
フランドール
(あの時は、サクヤが来て、お姉さまが思ってることを代弁してくれたんだったよね。)
さくや
『お嬢様は、妹様を傷つけたくないんですよ。』
フランドール
『…。傷つけたくないっていうなら私の気持ちだって、すこしくらいくみとってくれたっていいじゃん』
さくや
『今、外に出させてしまったら、他の人も傷つく可能性があるし、何よりそれで妹様が自分を責めてしまうのが何よりも嫌なんだと思います。』
フランドール
『…。』
フランドール
(経験してきたことによって考え方が違うのは当たり前だし、もちろん、心を読めるさとりだとしてもけいの考え方がちゃんと分かるかどうかは分からない。)
フランドール
あくまでも、私の暴走を止めてくれた一人でもあるし、殺したくはない。…。けど、
レミリア
『こあくま!』
レミリア
『ヒュッ!グチャッ』
フランドール
その甘さが、大事な家族を失う原因となる可能性立だってある…。
フランドール
本当、似た者同士っていうか…。
レミリア
ねぇ、涼介、
山田涼介
はい!なんでしょう?
レミリア
あ、別に敬語を使わなくてもいいわよ?なんかそういうの堅苦しいじゃない?
山田涼介
あっ‥じゃあ…。何?
レミリア
え~っとね…。よかったら歓迎パーティーとかどうかしら?
山田涼介
歓迎パーティー❓️
レミリア
えぇ!向こうに帰るまで、あんたら家ないだろうし。ここにすませてあげるから。歓迎パーティー❗けいもいれてね。
山田涼介
すませてくれんの!?ありがとう❗あ、伊野ちゃんそういえばどこ行ったんだろう…。ちょっと探してくるね!
レミリア
行ってらっしゃい。