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テラーノベル(Teller Novel)

ヒュォオ...

アカリ

...ッ、はぁ、

吹いている風が気持ち良い。

このまま私の命にトドメをさせれたら、

...ここから落ちれたら、どれだけ楽だろう、?

でもそんな事出来る勇気が無いから...

ここじゃない何処かへ 捨てられたいな、

アカリ

...はぁ、

アカリ

早く戻ろう、

アカリ

...

くらべられっ子

アリカ

...

くらべられっ子

そんなのもうとっくに 分かっている事だよ、

あんた、まだこんなの持ってるの?w

アリカ

あ、...

こんな古いの捨てなさいよw

それか私が捨ててあげようか~?ww

...昔、

あの日だけ親に貰った誕生日プレゼントのペンなんだけどな、...

私はお気に入りの物だったのに、

アリカ

...ッッ、

もう、

もう、諦めよう。

きっと何を言ってもムダ、なんだ。

私の本音はバカにされてしまう運命なんだって、

...だけど、

もう1回でも良いから、向き合って見ようよ、

アリカ

も...ッ、

なんなのよ?

アリカ

もう私をほっといて...ッ、下さい、

え~?声が小さくて聞こえな~いww

アリカ

...ッ、

本心に従って、ちょっとだけ向き合って見たよ、

アカリ

...、

アリカ

アカリ

また、“アノ子”...アリカの夢...

なんでこんなに比べられているのに、

なんでこんなに辛い思いをしているのに、

“アノ子”の夢を見るんだろう、?

きっとコレはおかしい事、だよね、

“アノ子”と私と比べ比べられくらべられっ子。

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