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女研BL短編まとめ

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8

第8話 俺だけのものにならないもどかしさ ③

♥

451

2024年04月21日

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僕はとりあえず、リビングへとボビーを連れてきてソファーに座らせた

ソファーに座ったタイミングで、目が覚めたらしいボビーは、ぼんやりと僕を見ていた

ニキ

ほら、お水……

ニキ

飲んで?

しろせんせー

ん……

しろせんせー

さんきゅ

僕が渡したペットボトルの水を何口か飲んで少し落ち着いたらしいボビーは、虚ろな目で僕の方を見てきた

しろせんせー

なぁ……

しろせんせー

お前、今日は帰ってこんかったはずじゃなかったか?

ニキ

あーw

ニキ

キルちゃんたちは僕から聞き出したいことがあったらしくて、それが聞けたからいいってさw

先程の居酒屋での会話を思い出し、少し笑いながら話すと、ボビーはスっと目を細めて不機嫌そうな顔になった

しろせんせー

気に入らんなぁ……((ボソッ…

ニキ

ん?

ニキ

なんかいっ……なっ……!!

小さい声で何かを呟いたボビーは、いきなり僕の両手首を掴んで仰向けにして覆いかぶさってきた

そして、何かで手首を拘束してきた

ニキ

えっ……ねぇなんで?

しろせんせー

ちょぉ、黙れや

ニキ

いやだって……なんで?

しろせんせー

黙れって言ってるやろ!!!

ボビーらしくない怒鳴り声を聞き、僕は黙るしか無かった

しろせんせー

なぁ……にき……

しろせんせー

お前は誰のもんや?

ニキ

ぼ……ボビーだよ?

しろせんせー

せやんなぁ……

しろせんせー

なら何でや?

ニキ

え?

ニキ

なにが?

しろせんせー

何で、他の男と一晩中飲もうと思えるんや?

ニキ

え?

ニキ

でも……

しろせんせー

でもじゃないんよ

しろせんせー

お前はさ、俺がりぃちょと一晩中飲んでてもなんも思わんのか?

ニキ

あ……それは……

確かに嫌かも……と思って押し黙る僕に、ボビーは自嘲気味に笑った

しろせんせー

ふは……w

しろせんせー

そんな事考えもせんかったか……w

しろせんせー

せやんなぁ……

しろせんせー

お前にとって俺なんてそんなもんよなぁ……

それからボビーは僕の手を押さえてるのとは逆の手で、ゆっくりと大切なものを触るように、目元から口元、首筋……と順に撫でてあった

しろせんせー

ここも……ここも……全部……

しろせんせー

俺だけの物やったらええのに……

しろせんせー

クソっ……

僕を見下ろす瞳は、どこか悲しげで泣いているように見えた

しろせんせー

そんな目で俺をみんなや……

そう言って、僕の目をタオルのようなもので覆ってしばってしまった

ニキ

ねぇ……これとってよ……

今すぐボビーを抱きしめたくて……

強く抱き締めて頭を撫でたくて……

少し抵抗したら、ボビーはイライラとした声を出した

しろせんせー

俺から逃げようとしてんのか?

しろせんせー

逃がさんよ?

ニキ

ちがっ……!!

しろせんせー

もう、しゃべんな……チュッ

しろせんせー

チュクッ……チュクチュクチュク……

ニキ

んっ……チュパチュパ……チュクッ

しろせんせー

んっ……はぁ……はぁ

ニキ

はぁ……はぁ……

ニキ

ぼびー話を……

しろせんせー

だまれ!

しろせんせー

今日はお前が誰のものか、身体に教えたる……

耳元で低くかすれた声で囁かれ、僕の身体はビクッと反応した

目隠しをされて、いつの間にやらどこかに固定されてしまっている手首も動かせずされるがまま……

少し怖かった……

でも、僕の身体を僕よりよく分かっているボビーの手にかかれば、すぐに反応してしまう

ニキ

んぁ……ぁぁ……

しろせんせー

なんや、先っちょから出始めてるやんww

ニキ

んんっ……////

しろせんせー

こんなパンパンになって……

しろせんせー

勃ちすぎて痛いんと違うか?ww

クスクスと笑いながら僕の身体を弄ぶボビー

でも、簡単にイかせてはくれないようで、強い刺激は与えてくれない

しろせんせー

なぁ……腰

しろせんせー

揺れてんで?w

ニキ

やぁぁ……//

ニキ

いわない……で///

しろせんせー

エッロいなぁww

次にどこをどうやって触られるのか分からない……

今の状態がまた快感を強くしている気がした

目が使えないと、耳の感覚が研ぎ澄まされるようで、いつも以上に色んな音が大きく感じた

パコッ……チュプ……

ローションのチューブを開けて手に出す音が聞こえてきて、ビクッと身体が震えた

ニキ

えっ……まさか……

しろせんせー

んー?ww

しろせんせー

今日はお前が入れられる番やで?w

前に1度だけ、ボビーに抱かれた事があった

それ以来、たまに後ろが疼くこともあったけれど、それを求められることはなかったから、もうやらないんだと思ってた

ツプッ……ヂュプッ……チュポチュポチュポ……

ニキ

んぁぁ……きゅうに……///

いきなり指を入れられて拡げるように指を動かされた

しろせんせー

あーキツイなぁ……

しろせんせー

入れたら痛いやろなぁ……

チュポチュポチュポ……グリグリグリ…

ニキ

んぁぁぁぁぁ……///

ニキ

やぁぁぁぁ……///

しろせんせー

可愛い声出すやないか……

しろせんせー

はよ入れたいなぁ……

指を動かし続けながら、僕の耳元で吐息混じりに呟くボビー

彼も興奮しているのが凄くわかるくらい、息が荒くなっていた

ニキ

はぁ……んんん……///

ニキ

ぼび……///

しろせんせー

ん?

しろせんせー

なんや?

ニキ

いれて……///

しろせんせー

まだ痛いかもしれんよ?

ニキ

はぁ……欲しい……///

ニキ

ぼび……ほし……///

後ろが切なくて……

早く強い刺激が欲しくて、僕は腰をボビーに擦り付けながらねだった

しろせんせー

ふふ……

しろせんせー

エッロいなぁ……

しろせんせー

犯されてんのに……

しろせんせー

そんな声出すん?

ニキ

ぼびーだから……

ニキ

ぼびーにならなにされても……いい///

しろせんせー

くっ……///

しろせんせー

お前……ずるいなぁ……

しろせんせー

いれるで?

ニキ

ん……

グッ……ズズブズブズブ……

ニキ

あぁぁぁぁぁ……んんんっ///

しろせんせー

はぁ……ひっさしぶりやなこの感覚……///

しろせんせー

キッつい……///

僕の中にいれて、少し苦しそうな……でも甘い声で話すボビー

それがなんだか嬉しくて、キュッと後ろが反応してしまった

しろせんせー

んっ……締めんな……///

パチュパチュパチュパチュ……グリグリグリ……

ニキ

やぁぁぁぁぁ……///

しろせんせー

はぁ……きもちえぇか?

ニキ

んっ……きもち……///

ニキ

ふぁぁぁ……んんっ///

パチュパチュパチュパチュ……グリッ……ゴリゴリゴリ

ニキ

ぼ……びぃ……ぁぁぁぁぁ……///

しろせんせー

んっ……はぁ……んんっ……

ボビーの切なそうな声が聞こえて、余計に興奮する……

ニキ

んんっ……ぁぁぁぁ……

ニキ

すき……ぼび……

ニキ

すきぃ……////

しろせんせー

俺もや……

しろせんせー

はぁ……好きすぎて……

しろせんせー

おかしなる……

ニキ

なって……いいよ?

ニキ

僕でおかしくなって?

ボビーの声が泣いているように聞こえて、首を傾げながら答えた僕

しろせんせー

はっ……にき……///

しろせんせー

でる……奥に出してえぇか?

ニキ

ん……だして///

ニキ

ほびーをぜんぶ……僕にちょうだい///

しろせんせー

んっ……ふっ……はぁ……

ニキ

んぁぁぁぁ……///

僕の奥に熱を吐き出したボビーは、そっと僕の目を覆っていたタオルを外してくれた

ニキ

まぶしっ……

いきなり目の前が明るくなって、その眩しさに目を閉じると、優しく瞼にキスされた

しろせんせー

ごめんな……ニキ……

ニキ

やっぱり泣いてた……

部屋の明るさに目が慣れてきて、ボビーの顔を見ると、涙でグチャグチャになっていた

ニキ

ボビー?

ニキ

手、ほどいて?

しろせんせー

あ……あぁ……

手の拘束も解いてもらって見てみると、少し赤くなっていた

しろせんせー

あ……ごめん……

ニキ

あぁ……気にしないで?

ニキ

ほら、おいで

僕が手を広げてボビーを呼ぶと、少し躊躇いながら腕の中にやってきた

その身体を優しく抱きしめると、ゆっくりと頭を撫でた

しろせんせー

ぐっ……ぁぁぁ……

小さな声を上げながらなくボビーを落ち着くまで抱きしめた

しばらく泣いたあと、落ち着いたらしいボビーに努めて優しく話しかけた

ニキ

ボビー?

ニキ

落ち着いた?

しろせんせー

うん……

しろせんせー

俺……

ニキ

ん?

しろせんせー

お前にひどいことした……

ニキ

あぁ……ビックリしたけど……

ニキ

それだけ僕のこと独占したいって想ってくれたんでしょ?

しろせんせー

ん……

ニキ

それはね、嬉しいよ?

ニキ

ボビーはさ、溜め込むから

ニキ

だから考えすぎて、こうやって爆発しちゃうんだよね

しろせんせー

そう……なんかな……

ニキ

そうだよ?

ニキ

だからね、溜め込みすぎる前に、僕に話して?

ニキ

ちゃんと聞くから

ニキ

だから、自分を追い詰めたり我慢しすぎたりしないで?

しろせんせー

わかっ……た……

しろせんせー

ほんと……ごめん……

消え入りそうな声で泣きながら話すボビーが愛おしかった

ニキ

あのねボビー

ニキ

僕ねちょっと嬉しいの

しろせんせー

え?

ニキ

僕ってさ結構愛が重いタイプだと思うんだよね

しろせんせー

あーまぁそやな

ニキ

ボビーもねこんなことしちゃうくらい重たいってことでしょ?

しろせんせー

あー

ニキ

僕達一緒だね♡

ニキ

逃がさないよ?♡

しろせんせー

はぁ……俺らヤバい同士やってんな……w

ニキ

お似合いでしょ?ww

しろせんせー

ふふww

しろせんせー

そうやなww

その日、僕らは絆がより深くなった気がした

周りから見たらヤバいカップルなのかもしれない

でも僕らはこれが僕らの形だから……

この幸せを守りたいと思った

リクエストにヤンデレってあったので書いてみたのですが、これで合ってますかね?

ついでに目隠し要素も入れてみました

激重×激重ってやばいですねww

またリクエストあればお待ちしてますー

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コメント

5

ユーザー

リクエストかなえてくれてありがとうございます!!!目隠しプレイ最高です👍

ユーザー

目隠しプレイありがたやーアリガタヤー( ˘ω˘)人

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