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テラーノベル(Teller Novel)
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涼と付き合って もうすぐ5年。 気が付けば周りの人は結婚をしていて。 私の年齢も、気付けば30歳になる。

はあ…。残業辛いわー。

おー、お疲れ様。
俺も今日残業だったわーw

涼も?この年末年始は特に忙しくなるよねー。

そうそう。仕事ばかり上司に振られてムカついたな。
出来ない上司でさ…

とまあ、長く付き合ってるとやっぱり話は愚痴とかになってしまう。 この関係をどうにか出来ないかなあ…。

あ、そういえば。

ん?

美香、結婚した
らしいよ!
今日手紙来てたのよね。

え、まじで?!
あの高校で美人って言われてた、美香?

そうそう、写真もばっちり載せてたw

最近俺達の周りも結婚ラッシュだからなー…

だよねー…

って今なら私と結婚とか言ってくれるかも…!? この話の流れなら…!

あ、でさー。
今度のデートだけど、海行かね?

…え、あ、うん

少しでも期待した私が馬鹿だったわ… って電話?

通話終了

通話
30:00

今度の日曜日、楽しみにしてる!

おう!

-今週の日曜日-

わー。寒いけど、キレー♡

こうしてれば寒くないだろ、っと。

さりげなく手を繋いでくれて。 私は未だに照れるけれど、嬉しくて。

なーに、にやにやしてんだよ?w

ち、ちが…!!

顔真っ赤でかーわいい

…っ!

そういう事をさらりと言うから恥ずかしい。 思わず涼から視線を逸らせば、涼は砂浜に何かを書いていた。 ----数字?

…なにこれ?

0204 0403 0205 0903

0302 0404 0203 0401” 0301 0102

ヒント、ひらがな

そう呟けば、私から視線を逸らして。 -----ひらがな…?

…っ!あ!!

意味が分かったと同時に涙が零れて。 そんな私を涼は優しく抱き締めた。

…んで、返事は…?

っ、此方こそよろしくお願いします!

【けっこんしてください】 気付けば私の左手の薬指にマリッジリングが煌めいていた。

…俺の方こそよろしくお願いします。

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