TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)

注意書きは E p i s o d e . 0 へ

E p i s o d e . 3

S m ﹣﹣

…瑞葵はさ、

N a ﹣﹣

、?

S m ﹣﹣

俺の事、どう思ってるの、?

N a ﹣﹣

え、なんで?

S m ﹣﹣

だって、…父さんは同じでも

S m ﹣﹣

母さんは違うでしょ、?

ふと疑問に思っただけだ。

瑞葵を疑うわけじゃない。

「お前は兄じゃない」なんてことを 言わない純粋無垢な子というのは すごく理解している。

N a ﹣﹣

えぇ?

N a ﹣﹣

でも…お兄ちゃんはお兄ちゃんだからなぁ、…

N a ﹣﹣

お母さんが違っても俺のお兄ちゃんは

N a ﹣﹣

紫菀兄ちゃんだけだよ!!

S m ﹣﹣

、!

S m ﹣﹣

…wならよかった、

N a ﹣﹣

お兄ちゃんは?

S m ﹣﹣

え、?

N a ﹣﹣

俺のことどう思ってる、?

S m ﹣﹣

そりゃ大切な弟だよ

S m ﹣﹣

まぁ…憧れ…でもある、

N a ﹣﹣

あこがれ…?

S m ﹣﹣

…ん ~ ん。聞かなかったことにして

素直に感情を素に出せて

愛され上手な弟は俺とは真逆。

だから少し。憧れでもある。

まぁかといって、今になって 急に沢山笑ったりしたら

まぁ不気味がられるだけだろう。

少し落ち着いた頃 教会の扉が バンッと音を立てて開いた。

S m ﹣﹣

え?

 

ちょっと紫菀 !!!!

 

瑞葵はどこにいるの !!!!

入ってきたと同時に大声で叫ぶのは 母親。

何かと思えば瑞葵を探しに来たようだ。

N a ﹣﹣

お、お母さん…?

N a ﹣﹣

俺はここにいるよっ…?

 

っはぁ…良かった…

 

…こんな古臭いところに瑞葵を連れてきて…

 

なにもしてないでしょうね、?!

S m ﹣﹣

え、はい…

どうして俺に矛先がむくのか 理解ができない。

N a ﹣﹣

お母さんっ、お兄ちゃんは何も悪くないよ!

N a ﹣﹣

俺が自分でここにきたんだよ、!

 

……、

 

瑞葵がそう言うなら信じるわ。

 

…次なんかしたらただじゃおかないから。

S m ﹣﹣

はい。

 

行くわよ瑞葵。

N a ﹣﹣

えっ、あ、…うんっ

瑞葵のことは本当に心配しているのだろうが

あの反応を見る限り

俺を追い出すための口実を探しているんだろうな。

「瑞葵が言うなら」って 俺の話を聞くつもりは微塵もなかったんだろう

S m ﹣﹣

はぁ…どうしたもんかな、…

S m ﹣﹣

…存在まで否定されることあるか…?

S m ﹣﹣

…まぁ、こんな愛想ない奴なんか当たり前か

そんなことは忘れかけていた時

母親が再婚した。

S m ﹣﹣

…。

もはや再々婚だろと思いつつ。

思ってもいない拍手を贈る。

一方瑞葵はというと。

N a ﹣﹣

、!!

目をキラキラ輝かせて 大きな拍手をしている。

流石だ。

きっと俺の目には生気も何も無いだろう

S m ﹣﹣

…また兄弟増えんのか…。

N a ﹣﹣

…?なんかいった、?

S m ﹣﹣

あ、何も言ってないよ

N a ﹣﹣

そう、?ならいいや、!

N a ﹣﹣

それにしてもお母さん綺麗だね、!

S m ﹣﹣

あぁ、ね。

あちらが好感度を抱いてないと同じで

俺も好感なんてこれっぽっちもない。

かといって嫌悪感を抱いているわけでもないが

なんとなくだ。

なんとなくだけど新しい父親も ろくな人間ではなさそうな雰囲気だ。

こんな人たちから愛情を受けたくなんかない。

この時の予想はあっていたことを 俺は後に知ることになる。

next ⇩⇩⇩ E p i s o d e . 4

この作品はいかがでしたか?

829

コメント

2

ユーザー

大大大大大大大大大好き

ユーザー

本当に最高ですッ、!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;