TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)

日和

わぁでっかいね!ここがジュンくんのお家?

ジュン

ここの3階っす

日和

あ、全部じゃないんだね

ジュン

なわけねぇでしょ

日和

あ、意外とちゃんとしてるんだね

ジュン

友達とか来るんで一応っすね

日和

じゃあご飯にしようね!お腹すいちゃった!!

ジュン

はーいご飯あっためるんでちょっとそこで待ってて下さいねー

日和

ジュンくん!この黒いのは何!?

ジュン

テレビって言って、そこの机の上にあるリモコンをつかって色々見れるんで好きなの見ててください

日和

わ〜…すごいね…

ジュン

(何もかもが初めてでって、子供相手にしてるみたいだな…)

ジュン

(えーっと確か冷蔵庫に…)

日和

いだだきます!

ジュン

いただきまーす

日和

ジュンくんこれは?

ジュン

あーえっと、キッシュです

日和

キッシュ…

日和

ジュン

オレの手作りなんすけど…

日和

ジュン

(あれ?不味かった?なんか変なモンいれたっけ?)

日和

美味しい!!美味しいね!!

ジュン

おぉ

日和

これ本当にジュンくんが作ったの⁈

ジュン

(ご飯ほめてくれるの嬉しいな…)

日和

ご飯がパサパサじゃ無いね!

ジュン

そっか…お供え物だったから…

日和

ご飯は硬いものだと思ってたね!

ジュン

それは辛い……

日和

ジュンくんのおかげで色々食べれて嬉しいね!ありがとうジュンくん!

ジュン

そんな感謝されなくても、オレの日常を普通にしてるだけなんで…

日和

本当美味しいねこれ…

ジュン

あざっす…

ジュン

(友達っつっても茨しか来てなかったし…家に人がいるの安心するな…)

日和

そういえばジュンくん!

ジュン

ん?

日和

何か僕にして欲しい事ある?

ジュン

う〜ん…悪夢消してもらったしな…

ジュン

あ、この部屋の掃除とか

日和

え、やだね

ジュン

寺めっちゃ綺麗だったじゃ無いすか

日和

あれは僕が手を叩いたら全部吹き飛んだだけだね!

ジュン

(そういえば家具無かったな⁈)

ジュン

じゃあ何なら良いんすか〜?

日和

そうだね…

ジュン

あ、じゃあ

ジュン

来週体育祭なんで、転ばない様にしてください!

日和

…そんなのでいいの?

ジュン

え〜…

日和

ジュンくんがいいなら良いけどね?

日和

体育祭ってそんなに危険なの?

ジュン

いや〜…走ったりするんすけど、カッコ悪いところ見せられないんで…

日和

なに、好きな子いるの

ジュン

ち、違いますけど⁈クラスの人たちに見られたく無いだけで…!

日和

ふぅ〜ん…?

日和

じゃあ日常生活で転ばない様におまじないかけておくね♪

ジュン

(怪しいけど…まぁ、それは今日の夢が悪夢じゃないかでこの人が本物か確かめてやる…)

日和

そういえば凪砂くん大丈夫かな!

日和

ちょっと見てくるね!

ジュン

ジュン

ちょっと…行っちまいましたけど…

日和

ただいま!

ジュン

早っ⁈

日和

なんか二人とも仲良さそうで良かった!!

日和

今話してきたけど、明日の学校は僕たちも着いていくからね!

ジュン

(うわぁ…賑やかになりそ…)

日和

そんなことより!おかわりするね!

ジュン

お、いっぱい食べますねぇ?

日和

もっと食べさせて!ジュンが作るご飯はおいしいからね!

ジュン

それは良かったっす

ジュン

(まぁ、ちょっとしたおかずとキッシュ以外は買ったやつなんすけどね)

ジュン

おひいさんお風呂は?

日和

ん"ん"っ…

ジュン

…嫌なんすね

日和

いいい嫌じゃないね!!

ジュン

ずっと山いたんすから入ってくださいね〜?

ジュン

…入ってくれないと明日のご飯…

日和

はいる!はいる!!

ジュン

じゃあ使うもの紹介するんで一緒に来て下さい

日和

わかったけど〜……

ジュン

はい、これで大体は使い道分かりましたよねぇ

日和

うん…

ジュン

そんなに嫌っすか?

日和

水…きらい…なんだよね…

ジュン

ん〜……

ジュン

(そういえば棚にシャンプーハットあったっけな)

ジュン

わかりました

日和

ん?

ジュン

一緒に入って洗ってあげるんでちょっと待ってて下さい

日和

……

ジュン

はい、水かけますねぇ

日和

目にしみるぅ〜…

ジュン

髪の毛つやつやだな〜…

ピョコ

ジュン

ん?

日和

あ、

ジュン

みみ…?!

日和

あ〜…

ジュン

尻尾もある!?

日和

僕きつねだから!!

ジュン

きつねだから?!

ジュン

(コイツ…キツネの神様だったのか…)

ジュン

耳があるせいで一気に洗いにくくなりましたよぉ…

日和

あ、今しまうね

ジュン

なくなった…しっぽも…

日和

凪砂くんもきつねだね!

ジュン

すご…

日和

ジュンくんもう頭洗うの終わった⁈

日和

目ずっと閉じてるんだけど!!

ジュン

ああ、はいはい今タオルで拭きますねぇ…

ジュン

(まさかきつねとは……)

ブォォォォ

日和

ん〜……

ジュン

ドライヤーしないとビシャビシャのままなんで寝れませんよ〜

ジュン

慣れてくださいねぇ

日和

耳くすぐったいね〜!

ジュン

尻尾も乾かさないといけないんすね…

日和

それなら大丈夫!尻尾は拭けばすぐだからね!

ジュン

そりゃ良かったっす

ジュン

わぁ…ふわふわ……

日和

ふふん!ふわふわでしょ!!

ジュン

(尻尾で寝れそう…)

日和

ジュンくん、寝るところどうするの?

ジュン

オレソファで寝るんで、おひいさんこのベッド使ってください

日和

いいの?

ジュン

全然オレどこでも寝れるんで安心してください

ジュン

明日敷き布団かなんか買いに行きましょう

日和

そうだね!明日は僕の日用品を買いに行こうね!

ジュン

(いそがし…)

この作品はいかがでしたか?

72

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;