マリカは後悔していた。
マリカ
マリカ
でも、その話をしたことでハナちゃんとマキちゃんと仲良くなれたのだ。
マリカは家庭の事情で転校してきたばかり。
新しい学校で友達ができるかどうか不安だった。
それで、話を盛り上げようと、つい嘘をついてしまったのだ。
放課後、ハナちゃんとマキちゃんと一緒に帰ることになった。
嬉しい反面、マリカは家を見られたらまずいということに気がついた。あんな小さな木造アパートで、大きな犬を飼えるはずがない事は小学四年生でもわかる事だ。
ハナちゃん
マキちゃん
マリカ
無邪気な顔で言う二人に、内心そう思いながら、マリカは必死で言い訳を考えた。
マリカ
マリカ
マリカ
ハナちゃん
マキちゃん
マリカ
マリカ
マリカ
マリカはデタラメに歩いた。
途中で何度も二人を追い返そうとしたが、二人は家まで行くと言って聞かない。
困ったなぁ、どうしよう?
マリカはいよいよ泣きそうになった。その時、涙でぼんやりくもった視線の先に大きな家があるのが目にはいった。しかも、広ーいお庭まである。
もうやけくそだ。
マリカ
マリカが指差した家を見て、二人は歓声を上げた。
ハナちゃん
ハナちゃん
マキちゃん
マリカ
マリカ
マリカ
コメント
11件
嘘😬 1度つくとやっぱりどんどん 大きくなっていっちゃうんだね😯 www
みらいさん 見たことあるならやめますよ?
アンチとかではないんです!ごめんなさい_(。。)_