京介
はい!?
歩美
大変なの!!
京介が家に来る。
京介
親には許可得たから大丈夫だけど、どうしたんだ?
歩美、事情を説明する。
歩美
そういうこと。
京介
分かった。
歩美
ヘ?
京介
いいよ。
歩美
いいの?
京介
ああ……。
京介
大丈夫だから、この子を育てよう。
歩美
マジカ!!
京介
んで、名前!?
歩美
ああ、
歩美
まだ決まってない……。
京介
決まってない!?
京介
早く決めないと……。
歩美
そうだよね……。
歩美
可哀想だし、
京介
うーん。
京介
やっぱり、仙崎が決めて!!
歩美
私!?
歩美
私だったら……。
歩美
歩夢にするかなぁ。
京介
じゃあそれで
歩美
はや!!
京介
いや、結構良いと思うぞ。
歩美
そう言ってもらえると嬉しい……。
京介
良し!!
京介
お前は今日から歩夢だ!!
京介
あーちゃん!!
歩美
へ!?
京介
仙崎じゃねえよ!
京介
紛らわしいからむーちゃんだ!!
歩美
それがいい!!
京介
じゃあ部屋は?
歩美
忘れてた!!
京介
隣の部屋は?
歩美
いいけど……。
京介
ヤッター!!
バタバタ……。
歩美
あっ!!
歩美
気を付けて!
歩美
その部屋は、
ガチャ‼
バサバサッ!!
歩美
書庫だから
歩美
って、もう遅かったか……。
京介
イテテ……。
京介
お前……普段の部屋以外にも……。
歩美
親曰く、親以外の部屋はなんにでも使って良いと……。
京介
だからって、
歩美
自慢じゃないけど、今まで読んだ本、捨てたことないから!!
よく見てみると、絵本、幼稚園でよくもらう雑誌みたいの、色々あった。
京介
小学校の教科書、ノートまで……。
歩美
アハハ……。
京介
って、住めないじゃん!!
歩美
あ。
歩美
じゃあ、私の部屋の半分使っていいよ。
京介
なーんだ!!
京介
ヤッター!!
歩美
ただし、
歩美は巻物みたいなものを京介に渡した。
京介
ナニコレ?
歩美
うちのルール、
歩美
よろしく!!
京介
ヘ?