黄くんのお口がめっちゃ悪くなっております ご注意ください
放課後
赤は可愛いから1人だと襲われちゃう
という事で、黄くんと手を繋いで帰る事になった
赤
別にいいのに…
黄
赤は僕と帰りたくないの?
赤
いや別にそういうのじゃ…
黄
なら良かった ニコ
笑顔になり、また手を繋ぎ直す
赤
(これじゃメンヘラ彼女に合わせてる気弱い彼氏だよ…)
はぁ…、と、心の中で溜息をつき、当たりを見渡すと
今絶対に会っては行けない人物と目が合ってしまった
赤
ぁ…
青
っ、…
黄
…?、赤どうしたの…って
黄
青ちゃんじゃん
黄くんが青ちゃんに駆け寄る
俺も黄くんの手に引かれながら駆け寄る
青
黄くん…、赤くん…っ、
黄
青ちゃんも帰り?
青
ぅん、…
黄
…?、あれ、青ちゃんってこんなキャラだったっけ?
赤
うー 、ん
俺も考える振りをする
きっと、青ちゃんがこんなに静かになったのは俺のせい
俺が青ちゃんの事振っちゃったから
黄
…あ、もしかして嫉妬??
青
…、
黄
ごめんね。赤、僕のだから
青
っ、
黄
あんなに五月蝿かったのに結局、幼なじみの僕に
黄
幼なじみって言う壁、結構厳しかったんだよ?
黄
なのに負けたじゃん
黄
正直言ってダサいよ
青
っ、そんなの僕が1番分かってっ…!
赤
やめてっっっ!!!
つい大きな声を出してしまう
だけど黄くんの言葉を聞いて俺の良心が許せなかった
周りが静かになる
2人はぽかんとして立っている
今の状況についていけていないようだ
俺は青ちゃんの手を引いた
青
えっ、赤くっっ、
赤
いこっ、
青
え、あ、う、ん
黄
…はぁ
黄
何やってんだ僕、最低だ
黄
…ごめん青ちゃん、
赤
ハッ
赤
ごめん青ちゃん
青
ううん…全然
赤くんが俯く
赤
…あー あ、どうしよ
赤
黄ちゃんと喧嘩しちゃった…
どうしよう、と頭を抱えこむ赤くん
青
…とりあえず、家来る?
赤
えっ…