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伊織の母
ほら伊織？
伊織
……はい
伊織の母
すみません、お待たせして
彦の母
あぁいえいえ
彦の母
それより、綺麗な子ですねぇ、伊織ちゃん
伊織の母
彦くんも美少年だと思いますよ？
彦の母
そうかしら？ふふふ、
この子、綺麗だなぁ
伊織
あの……
伊織の母
あら何、どうしたの？
伊織
……お化粧直しに行きとうございます
彦の母
あぁ、いいのよ
彦の母
行ってらっしゃい
伊織
失礼致します
彼女は少しも笑わなかった
彦
俺も、いいですか
伊織
……はぁ
伊織
何やってるんだろ、私
彦
あ、あの
伊織
…え？あ
伊織
申し訳ありません
すぐ……
すぐ……
彦
いや、えっと
表情一つ変えない彼女は、 まっすぐ俺を見つめていた
彦
……抜け出そう
伊織
え？
彦
抜け出そうぜ、ここから！
彼女とならどこへでも行ける そう思った
伊織
っわ……！
彦の母
彦、どこ行くの！？
彦
親交を深めんだよ！
伊織の母
ふふ、行ってらっしゃい！
伊織
っはぁ、はぁーっ
彦
あっはは、ごめん
伊織
どうか、なさったのですか……？
彦
いや
彦
彦
俺たち、許嫁なんだよな？
伊織
えーー
伊織
んぅ
俺は、彼女の柔らかい唇に、 口付けをおとした かわいい
彦
これから、俺とお前の間の壁はない！
伊織
ふぇ？
彦
)ｸｽｯ
何でも頼ってくれ
何でも頼ってくれ
彦
俺の、愛しい姫
伊織
………そんな歯の浮くような…
伊織
よく言えるわね
彦
うん、その方がいいって
「ふふっ」
彦
(懐かしい)
彦
あの日々を取り戻すために、頑張らないと、だな
カラス
そうやな
カラス
……もうすぐ着くで
ーーーパンッ
彦
……？
カラス
着いたな
彦
………え
黒記
うちの本当の名はクロキだ
彦
彦
黒記
はじめまして
彦
え……………………………
ただの真っ黒な鳥、カラスは、 美青年の男に変わっていた
かおす
はい、カラスが黒記に変身しましたー👏( ˊᵕˋ*)ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
かおす
もうすごいスピードで
話が思いつくわw
話が思いつくわw
かおす
ってことで、あっ、いいやんこの作者ーて思ったら、
かおす
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