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テラーノベル(Teller Novel)

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おかしいんだよ

なんで俺を怪我させたぐらいで そんなにも謝るの?

なんで、

なんで、震えるの

俺は誰なんだ?

俺はディダじゃない

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何故か恐れられて 学校での人気となる

悪い意味での人気だけどな

でも悪口とかいじめでは無い

怖がられるんだ

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「……No.××研究員、今すぐ███研究員を連れて来て下さい。D-███を使いSCPの実験を行います。」

「な…」

「博士、昨日質問した理由分かりますか…?貴方のその命令が信じられないからですよ…」

「…えぇそうですね、貴方に質問されました」

「だからなんですか?」

「条件や国としては幹部の立場で下ですが、この場では総統でも私の方が上の立場です。私に歯向かうなど身の程知らずでしょうか」

「気に食わないのなら別に良いですが私にとって不要となるので、貴方の研究員としての権利を奪うことも出来ますし、場合によっては終了処分を実行させて頂きます。」

「待って下さい、終了処分はSCPに行うものですよ?」

「……もう一度命令します」

「No.××研究員、今すぐ███研究員を連れてきて下さいD-███を実験体にSCPの実験を行います。」

「……承知しました。」

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「博士、先程No.××研究員が仰った様にこのSCPで実験体1人での実験は非常に危険です。直ちに変更された方が良いかと。」

「いいえこのまま実行します。」

「…博士…特別終了プロトコルや説明を御覧になりましたか?このSCPはレベル××に達しますよ。」

「それにこのSCPは金属に反応する為、非常用の装備が不可能で少なくとも2人も実験体を用意しなければなりませんよ」

「…このSCP-××××に関しての情報量は非常に少ない、情報を集めるのも研究員の仕事です。変更せずにこのまま実行します。」

「ただし今回の実験では終了処分は行わない、」

「D-××××の準備が完了した際実行します。」

「…承知しました」

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数を減らすことが出来るのなら

なんだっていいの

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…戦争は明日か

我々国、日常国、尾白国は 戦争に参戦することになった

赤髪国は用事により欠席

まぁ4つの国も居れば 大丈夫だろう。

正直いうと最近 脳が追い付かなくなってきた

今の俺は何をしたいのかが 分からなくなってきた。

ああ、残ってるのかな

1ヶ月間もだったし 残っててもおかしくないのかな

でもそれからまた 1ヶ月以上は経ってるし ないと思うけど、

もうよく分かんねぇ

晴れないなぁ

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コン「らっだぁ?」

ら「…んー?」

コン「明日いよいよ潜入するね」

ら「うん、戦争だね」

コン「怖い?」

ら「いやまったく」

ら「元々戦闘狂だったしな、」

コン「まぁ、そうよね」

ら「…器はどーするの?」

コン「…使いたいって思ってるよ」

コン「…戻したいよ…」

コン「でも後遺症が残るとか怖いからさ、」

コン「はっきりとした答えが出せないんだよね」

ら「前回復で使えれば良いのにね」

コン「前回復は抜き取られたやつじゃ無理だよ」

ら「知ってるわ」

ら「……俺頭おかしくなったかも」

コン「前々からだよ」

ら「おい」

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「…ねぇ母さん、なんで俺は皆に恐れられるの」

「俺なにかしたの?」

「…」

「…1番の聞きたいのはさ」

「なんで俺の記憶のことに誰も疑問に思わないの、聞いてこないの」

「教師でさえ何も言わない」

「俺はそんなに嫌われてたの?」

「なんかさ」

「俺の記憶が無くなっていることを元から知っているようで怖いんだよ」

「ねぇ」

「俺はディダじゃない」

寛容看取書記日記 第2章

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ヤバい私の脳も追い付かない汗

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