ぐり(兄)
ぐり(兄)
ぐら(弟)
ぐら(弟)
ぐら(弟)
ぐり(兄)
ぐら(弟)
ぐり(兄)
ぐら(弟)
ぐら(弟)
ぐら(弟)
ぐら(弟)
ぐり(兄)
図工の時間。
図工室にとある女性が入ってきた。
桃ノ木先生
ぐり(兄)
俺は、とにかく嬉しかった。
我慢できなかった。
声をあげずにはいられなかった。
桃ノ木先生
……………。
……………………………。
……………?
ぐり(兄)
ぐり(兄)
桃ノ木先生
クラスのあいつ
クラスのあの人
ぐり(兄)
俺は立ち尽くしていると、弟が座るように合図してきた。
俺はとりあえず、座ることにした。
桃ノ木先生
桃ノ木先生
普通の授業が終わった。
ものすごい違和感だった。
あの元気で優しかった桃ノ木先生が…。
あんなに真面目に静かに授業をした。
先生にいったい何が起きたんだ?
??
???
?
??
???
ぐり(兄)
俺は何処からか聞こえてくる謎の声をかきけすように叫んだ。
寮生活
俺はベットで寝ていた。
あまり良くないベットだが、まぁ大丈夫だろう。
1人1部屋で、色んな人がいる。
基本ここの人は優しい。
いつも話しかけてくれる人もいる。
けど、今回は、新しい天使の話し相手にならなくてはならない。
今回はどんな天使なのだろうか。
俺は窓を見て笑う。
楽しみだ。
俺は親指を口に咥えて、壁を見つめる。
そして、時計を見ると、10時30分だった。
そろそろ時間だ。
俺は特別室へ向かった。
すると、廊下で車イスの女の子と出会う。
ぐり(兄)
俺はニッコリ笑って挨拶する。
少女
ぐり(兄)
少女
俺は壁を見つめる。
ぐり(兄)
少女
少女
ぐり(兄)
少女
ぐり(兄)
少女は難しい顔をする。
ぐり(兄)
少女
俺は再び特別室へ向かう。
ぐら(弟)
ぐり(兄)
俺は嬉しくなり、辺りを見渡す。
けど、何処にも弟はいなかった。
すると、特別室から女性が出てきた。
俺はその姿を見ると、息を飲み込んだ。
その女性の姿は、俺がかつて、せんせと呼んでいた
桃ノ木せんせだった。
ぐり(兄)
桃ノ木せんせ
ぐり(兄)
桃ノ木せんせ
今回の天使は、桃ノ木せんせか。
これで寂しくない。
俺は桃ノ木せんせに案内されるままに、イスに座る。
ぐり(兄)
桃ノ木せんせ
ぐり(兄)
ぐり(兄)
桃ノ木せんせ
桃ノ木せんせ
ぐり(兄)
ぐり(兄)
桃ノ木せんせ
ぐり(兄)
ぐり(兄)
桃ノ木せんせ
ぐり(兄)
ぐり(兄)
ぐり(兄)
桃ノ木せんせ
ぐり(兄)
ぐり(兄)
俺は耐えられず、イスから立つ。
桃ノ木せんせ
ぐり(兄)
桃ノ木せんせ
しばらくすると、俺は3人の女性に取り押さえられた。
ぐり(兄)
ぐり(兄)
ぐり(兄)
ぐり(兄)
天使
桃ノ木せんせは、真剣な顔をした。
桃ノ木せんせ
その瞬間、
俺の中で何かが割れた音がした。
少女
少女
少女
ぐり(兄)
ぐり(兄)
ぐり(兄)
少女
少女
少女
ぐり(兄)
ぐり(兄)
ぐり(兄)
俺は歯形だからけの指を見せる。
ぐり(兄)
ぐり(兄)
少女
少女
少女は車イスにのりながら、部屋から出ていった。
ぐり(兄)
俺の知ってる桃ノ木先生は何処へ行ってしまったのだろう。
元からいなかったのかもしれない。
俺は何もない、窮屈な鉄格子の中で眠った。
コメント
2件
こんばんわ。 お久しぶりです。コメントありがとうございます。とても励みになります。
久しぶりの新作!面白かったです!