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泣きました!本当に神作です!
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
俺は桃。 俺には彼女がいる。 それは青だ。
桃
青は可愛いけど、 とても不器用だ
朝も起きない。 勉強は勿論苦手で 運動も苦手。
だからみんなから 邪魔者扱いされている。
俺は青がしていることは わざとじゃない。
そう、分かっていても 強く当たってしまうことがある
青
青
青
桃
桃
桃
桃
青
青
桃
青
先生
青
先生
青
青
先生
青
先生
青
僕は青。
僕は頭が悪い。 その上運動もできない。
彼氏にも、親にも、 愛されたことは無い。
青
僕は“邪魔者”だから……
モブ
青
ポンッ…ガタンッ、
青
先生
うぇーい!ないすー!
モブ
青
モブ
モブ
モブ
青
モブ
青
僕は“邪魔者”なんだから……
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
言えよ… 愛されたいってさ… 言ってくれよ…
青
お前の気持ちにッ…… 気付いてないわけねぇだろ…
桃
青
桃
桃
バタンッ…
俺はこの時、 知らなかった
青
青
青
青
まさかあんなことが起きるとは、 思いもしなかった
青
青
青
桃
青
青
青
キキィィー!!
青
青
桃
青
桃
ドンッ…!!
青
桃
ドンッ…!!
青
桃
俺は一瞬、 血の気が引いた。
車と何かがぶつかる鋭い音。 それと同時に 青の苦しむ声が聞こえた。
桃
目の前には、 血だらけになって横たわった 青が居た。
青
桃
夢だと信じたかった。 でも、 俺が見たのは現実だ。
青
青
桃
桃
モブ
モブ
桃
桃
モブ
モブ
桃
桃
モブ
青
桃
桃
周りに居た人
桃
桃
桃
周りに居た人
モブ
モブ
桃
青
青
青
桃
桃
桃
周りに居た人
救急隊員
救急隊員
救急隊員
救急隊員
救急隊員
救急隊員
桃
救急隊員
周りに居た人
桃
救急隊員
そこからは俺も、 あまり覚えていない。
救急隊員の急いでいる音。
それだけは分かった。
青はその後、 手術室に運ばれ、
4時間にも及ぶ、手術が行われた。
ピッ…ピッ…
青
桃
手術は成功し、 青の一命は取り留めた。
でも、いつ目が覚めるかは 分からないらしい。
目が覚める確率はわずか1%。
目を覚まさない可能性の方が 高いそうだ。
桃
桃
まるで息をしていないかように 静かに眠る青。
桃
桃
俺は、青の気持ちに 気づいていながらも
思う存分愛してやれ 無かったことに とても後悔していた。
数十分後
桃
桃
桃
そして、目が覚めないまま 約3年が経った
医者には、もうダメかも しれないと言われたが、
俺は青を信じ続けた。
桃
桃
桃
桃
桃
桃
青
桃
桃
桃
桃
桃
桃
青
俺が手を握ったその瞬間、 青の手が一瞬動いた。
桃
桃
青
桃
桃
青
青はその日、 目が覚める確率が1%の中で 目を覚ましたのだ。
その後、急いで医者を呼び、
確認してもらったところ、 傷も完治していた。
1年間、リハビリを続け、 やっと家に帰れると、 青は喜んでいた。
そして現在。
桃
青
青
真琴
桃
青
俺たちは結婚し、 子供が出来た。
青
桃
真琴
俺達は今、 とても幸せです。