円城寺 由紀子
まだ譲さんと会ってたりするのかしら?
飯村 羽澄
…会ってません
円城寺 由紀子
そりゃそうよね?
円城寺 由紀子
だって、譲さんは私のものなんだから
飯村 羽澄
…っ
円城寺 由紀子
彼はどう思ってるか知らないけど、絶対にあなたなんかに渡さない!
鋭い目つきで睨まれた次の瞬間──
ドンッ
飯村 羽澄
痛っ…!
強い力で突き飛ばされ、私は地面に尻餅をついてしまった
円城寺 由紀子
私たちとあなたでは、住む世界が違うのよ!
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