コメント
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女そこかわれええええ(自分で言うな)
最高!
こちらは腐向け作品です。
苦手な方は回れ右をお願い致します。
urskのnmmn、ねじ式さんのオリジナル曲『コイビトモダチ』の曲パロです。
それでもいいよ!という方はどうぞ!
Skt side
いつだって、勘違い。
ずっと、すれ違ってる。
あの思わせぶりな態度で、僕のこと好きなんじゃないかな~とか思って。
自惚れてた。でも、
ちょっとだけ気付いてたんだ。
恋じゃなく、友達だって。
skt
彼に飛びついて、ぎゅーーっと力を強める。
urt
偽った無邪気さだったら、もうちょっと近付いてもいいでしょ?
skt
urt
ずっとそばでわらってたくて、
“好き”って気持ちを呑み込んだこともあった。
でも、やっぱり好きで好きでたまらなくて
うらさんが他の人と笑うたび、かなしくて。
.
少し茶色がかった、翡翠色の瞳に全て見透かされそうで
目が合っても、逸らし続けてきてる。
その瞳が映す未来に、僕の姿はなくたってかまわないから
今だけは、今だけは…
うらさんとは毎年桜を眺めに行く。
ひらひら、ぐるぐる。
風によって左右される桜の花びらは、僕の心の想いのようで。
うらさんの小さな言動でひらひらと舞い上がったり、
小さな言動でぐるぐると脳内をかき乱したり。
urt
urt
うらさんに“綺麗”って言われるような存在になれたなら、どれだけ幸せか。
うらさんの隣でそっと咲きたかった。
それだけ、願ってた。
ぐるぐる、ひゅんひゅん。
めぐる季節の中、僕の心の傷は癒えてく?
僕はずっと、うらさんの隣で笑ってた。今も、笑ってる。
skt
朝6時、リハーサル会場に向かうためバスに乗り込む。
そのバスの中からは、見慣れた歩道橋が見える。
skt
…こんなこと、前にもあったような。
早朝の歩道橋にも、夕暮れの交差点にも、
全部、どっかに必ずうらさんとの思い出。
それを見つけるたび涙ぐんで、
skt
なんて、呟く。
.
少し伸びてしまった前髪を、
細い指でくる、と上にかきあげてどこ見てたんやろう…。
うらさんの瞳に映るその世界に、
skt
って、言えなかったんだ。
ぐるぐる、きらきら。
変わってくときの中で、少しずつ微睡んでいく思い出。
渡せない“手紙”という名前の“ラブレター”を裂きたかった。
それだけ、想ってる。
skt
ずるずるずるずる…
他の子と笑って歩いてるのを見て、諦めようとしても
ひきずるおもい。
思わせぶりなうらさんを振り切って、一度諦めたら
skt
そんな事考えるほど、それだけ、
それだけ願ってんや。
女性
女性
urt
urt
ぐるぐる、ぐるぐる、ぴた…
ひらひらと舞い続けていた花びらが、ぺたんと地に落ちる。
きみの隣でそっと咲くことは、できなかった。
skt
skt
ただただ、幸せそうな二人の後ろ姿を見送ることしかできなかった。
心の傷は薄かったのに、ナイフや鈍器でぶたれたような痛みに重なって 傷がどんどん増えていく。
この傷は、癒えていくのですか?
隣で一番笑ってたのは僕なんやで。
skt
skt