なぜ教室にいる?
昨日はちゃんと家で寝たはずなのに
自分の席に座り、足と腰を椅子にベルトのような物でくくり付けられている
わたし以外にも起きている人もいるが、
まだ寝ている人もいる
教室の席は全て埋まっている
普段学校に来ない生徒も座っているようだ
すると、スピーカーから
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
机の上にはスマホのような端末が置いてある
手は自由なのでそれを手に取った
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
内藤 優奈
「内藤優奈」が発言する
クラスのリーダー格である彼女、
頭も良く、運動もできるのだが、
嫌われている
みんながみんな嫌ってる訳では無いが、
わたしは嫌いだ
だからわたしは内藤優奈と打ちこんだ
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
わたしは思いを寄せる人物がいる
「墨田 歩」
迷わず彼の名前を打ちこんだ
ディーラー
ディーラー
すると、突然睡魔に襲われ寝てしまった
起きると、教室の前の方に大きなテレビのようなものがある
そこに映っていたのは、
手足を拘束され、目隠しをされた人達
そこには歩の姿もあった
絶望した
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
わたし
わたし
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
一瞬で周りがざわつく
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ディーラー
ふざけてる
でもやるしかない
歩を助けるために
足と腰を拘束していたベルトはない
わたし
トランプを手に持ち、
わたし
内藤 優奈
優奈と机を挟んだ席に座る
ディーラー
ディーラー
ディーラー
わたし
わたし
わたし
優奈はトランプに手を伸ばしシャッフルし始める
内藤 優奈
内藤 優奈
わたし
内藤 優奈
私に作戦なんてない
歩を助けるためには嫌いな優奈のポイントを奪おうという
単純な考えだ
コメント
1件
ジャックスパロウぅ!