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イラナイ子 第2話

「あんた達!随分遅かったじゃないの?」

「おかあさ〜n」

「「ガーナが悪い」」

「えぇぇ〜?!」

「ガーナが爆弾を2回間違えて投げたんだよ」

「それは…そうだけど、」

「1回ならいいけど2回もするなんて許せないだろう?!それでターゲットが逃げちゃったんだ!」

「言い訳しない!とはいえ、ガーナにはお仕置を…みんなは今から修行をしてきなさい!今夜は寝かせないわよ!」

「「「ひえええぇ」」」

「…こんな怒られたのもガーナのせいだ。1時間あれば終わる仕事だったのに…。」

「そうよね。やっぱりガーナが悪いわよね。」

「連帯責任」

「いいえ。私達は誰も悪くないわ!悪いのはガーナよ。ビター、あの子を庇うの?」

「次女成長途中!協力必須!」 

「それはそうだけど、もう庇いきれないよ!ガーナのせいで何回怒られてると思ってるんだい?」

「数多ノ数…」

「そうでしょう?確かにあの子は末っ子だけれど私達に迷惑をかけすぎているのよ!明日お仕置から帰ってきたら猛特訓してやるわ…」

「そうだね。それがいいよ。」

「う”にゃああ〜!!😭😭しんどいにゃあああっ」

「ガーナ、ミスをするから責められるのよ!責められたくなかったら精進することね!」

「…私が悪い…」

「ガーナ、今回だけじゃないわ。今までの失敗は殆どがガーナのせいなの。もちろんあの子達のせいもあるけれどあなたの失敗が飛び抜けて多いわ。庇いきれないあの子達も悪いわ。だからこうやって夜通し修行をされてるでしょう?でもその根源を作ったのはガーナ自身なのよ?」

「…」

「ガーナ!出てきなさい!」

「…入ってこないでよ、!」

「学校に行くよ?」

「…」

「…はあ、なんでこんなことに…」

学校にも、家にも、私の居場所はない。誰とも関わりたくない。だから…私は閉じこもるんだにゃ。

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