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・ nmmn 、BL
・ stxl橙(攻め) × stxl水(受け)
・ R18 あり ,意味不明
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- K side -
天国と地獄の狭間の世界。そこには死んだ人間がどちらへ行くかを検査する天使と悪魔以外にこちら側の人間はいない。俺と友達を除いては。
「ねえ、れるち。やっぱり俺とさ …」
「やだ」
「まだ何も言ってないんだけど」
俺は悪魔。この横にいる白髪の少年はれるち。この子は天使。俺とは違う白色の羽が生えている。
「でもいつも俺に会いに来てくれるじゃん」
「暇やから」
れるちは即答する。ここは暗くて誰もいない。俺とれるちは端っこに2人で座っていた。
「ここに来た方が暇なんじゃない?」
「…」
俺は天国に入ったことがないから知らないがきっと暇を潰すところはこんな何も無いところよりは多いと思う。
「れるち…」
れるちの手を取った。彼の目は綺麗な緑色と青色。きらきらと光が宿っている。
「なに …」
「許されないよね 。天使と悪魔が会うなんて」
ちゅっとれるちの頬にキスをする。れるちは突然真っ赤になった。
「でも会いに来てくれるでしょ。理由が知りたいの」
「… 言ったやろ 。暇やって」
「嘘だ」
笑うとれるちはむすっとした。
「じゃあなんやで来ると思うん?」
「俺のこと好きだから」
「… ふ ~ ん 、自信あるやん」
こんどはれるちが笑う番だった。でも笑い方がぎこちない。
「じゃあ確かめようよ」
今度は俺もれるちも笑わなかった。
「や 、ぅ “ … ッッ !! ♡ んやぁ 、っ” ~~~ !?」
「やじゃないでしょ?もっとでしょ?」
「んなわけ … っ 、ひ … ッッ !? ♡」
くにおは容赦なく奥を突いてくる。目の前がちかちかと点滅する。
「いつまで … ッ 、やんの ッッ !?♡」
「まだかなあ 、好きって言ってもらうまで止まんないけど」
汗だくでもうくたくただった。抵抗する手に力は入らないしくにおの顔に焦点は合わない。
「堕ちた方が楽なんじゃない?」
くにおがにやっと笑う。黒い羽根がぱたぱた動く。初めてこの悪魔を魅力的に感じた。もともと好きだったのは嘘では無いが、色っぽくて惚れそうだった。
「ねえ 、れるち?♡」
確かにそうかもしれない。堕ちた方が。
「すき ッ …… すきだからぁ 、くにお ッッ !! ♡」
「っ … 、そっかぁ ……」
ああ、これやばいかも。くにおはぺろっと舌なめずりした。
「俺も好きだよ 、天使様 ♡」
その声を聞いた時にはもう意識はなかった。