コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
💙ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー💜
佐久間)なぁ〜、翔太、ほんとに大丈夫なの?
渡辺)流石にまだ1日目だぞ?笑、まだまだ余裕です〜
佐久間)うわっ、絶対夜になったら寂しい寂しいーつって泣いてそう。
渡辺)はぁ?俺そんなキャラじゃねーし!
佐久間)翔太ってほら、寂しがり屋代表じゃん?笑
渡辺)だーかーら!俺そんなんじゃねぇから!笑
佐久間の予想は見事に当たり、俺は今めっちゃくちゃに泣いている。流石に、1日目でこんなんになるとは思わなかった。。俺いつからこんなんになったっけ、?、辰哉のことが頭に浮かぶ度、俺の涙は止まらなくなる。勿論、仕事で居ないのは仕方の無いこと。理解はしてる、..けど、寂しいもんは寂しい。
渡辺)..あ、LINE、LINEすれば、
こんな普通すぎることが頭に浮かばなかった俺、流石に馬鹿すぎる。そう思いながら、辰哉に一通の短いLINEを送った。まあ、沢山送ったら迷惑だからね、忙しいのに。
ブルルッ …
何かの振動音、これ、どこかで聞きなれた音だな…、音がした所ら辺を見てみるとそこには
辰哉のスマホが置いてあった。
…は、?い、いやでも、なんかの勘違いかも知れない、これは辰哉のじゃないかもしれない…。自然と息が上がる。これを開いたら現実が突き刺さる、見たくない。、けど、俺の腕は何かに取り憑かれたように勝手にあのスマホに伸びていく。心の準備が出来てないまま、電源ボタンを押した。
渡辺)これ、、辰哉の、、、
ロック画面にはお揃いの熊のぬいぐるみ、そしてそのぬいぐるみの上には 翔太 と 辰哉 の文字が書いてある、俺らが手書きで書いた紙。そして通知には 大好きだよ。 という、俺からのメッセージ。
現実を受け止めたくなかった。
そっと、棚の上にあるお揃いのぬいぐるみに目を向ける。..俺らの思い出。多分、1番の。今思い出すと余計泣いてしまう。いつもなら、、いつもなら、辰哉と笑いながら思い出話が出来るのに。
居ないだけで、こんなに辛いんだ、と実感した。
..そーいや、朝の残り食べてないな、
昼は佐久間と腹いっぱい食べて、佐久間の行きたいとこも行って、ちょっとだけスイーツ食べて、帰ってきた。そんなに、お腹は空いて無いんだけど、、食べないと辰哉が怒るな。笑
~
渡辺)んん…お腹いっぱい..
深澤)ちょ、何残してんの?!せっかく自分で作ったんだから全部食べな?!..あ、それか俺に食べて欲しい?笑、それとも俺にあーんされたい??笑
渡辺)うるさ、、笑、はいはい、食べますから
深澤)え、俺からのあーんいらないの
渡辺)俺そんな子供じゃねぇし、
深澤)ぇえ?笑、何言ってんの、辰哉〜♡って甘えてくる癖に。笑
渡辺)っっ、、、⸝⸝
深澤)あ、ほらまた子供みたいに顔赤くしてー、はい、あーんしてあげるから全部食べましょーねー、
~
何気ない会話を思い出しながら食べる飯は、、あんまりだな。笑、でも、何故か朝より美味しく感じる。なんだ、辰哉も同じタイミングに晩飯食べてんのか?笑
..さっきよりは大分、メンタルが落ち着いてきた。
でも、やっぱり、当たり前の存在が居なくなるって怖いな。そう思いながら食べ終わっ食器を洗う。いつもなら、ソファから顔を覗かせて俺に話しかけてくる。
渡辺)..はぁー、、
大きめのため息。これが終わったらもう寝ようかな。今日はもう疲れた。、笑
辰哉は居ないし佐久間の声はでかいし、、
..そーいや今日の佐久間、面白かったな笑、自然と笑みが零れる。やっぱ佐久間の存在はでけぇな、と実感させられた。
やっぱり、1人で寝るのは寂しい。
..あ、ぬいぐるみ、
辰哉の匂いがいっぱい付いたぬいぐるみ。それを抱きながら寝れば、少しは安心する、かな、?それに辰哉の夢も見れそう。、
辰哉には届かないけれど、
渡辺)おやすみ、辰哉。
💜ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー💙