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もししにがみくんが〇〇だったら

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もししにがみくんが神だったら

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2023年10月09日

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おはようございます!こんにちは!こんばんは!

今回は「もししにがみくんが神だったら」です!

それではスタート!!




し「暇~、あ!そうだ、久しぶりに天界に戻ってみよう」


バサッ


し「よいしょっ」


僕の名前はしにがみ。その名の通り死神で、こっそり人間界で暮らしている。




し「とうちゃーく!!」

ダ「あ、しにがみ!」


こちらは死神仲間のダークぺいんとさん。


ダ「人間界はどうだ?」

し「平和ですね~」

ダ「そうか、昔はよく戦争とかしてたのにな」


ダークぺいんとさんの言う通り、昔は愚かな人間ばかりだった。

無駄な戦争を行い、次々と人間は亡くなっていって死神の仕事も大変だった。


ダ「そんなことより!─────!

し「────────w」


僕たちは夕方になるまで天界を回った。

久々に見る景色に懐かしさを感じる。




し「それじゃあ僕行きますね!」

ダ「あぁ、またな!」


バサッ




し「よっと!」

?「うわっ!」

し「あ、ごめんな…さい………あ」


振り向くとそこには、倒れているぺいんとさんにしゃがんで手をさしのべている

クロノアさん、目を見開いているトラゾーさんがいた。


ぺ「え?しにがみ…だよな」

し「や、その……」

ダ「あーあ、人間界に降りるときは気を付けないと」


そう言って、空からゆっくりと落ちてくるダークぺいんとさんの手には

鎌が握られていた。


ダ「見られたなら しょうがねぇ、殺すか」

し「待って!」

ダ「は?なにやってんだよ!」

し「この人たちは僕の友達なんです!殺さないでください!」


僕は驚くダークぺいんとさんに持っていた鎌を向けた。


ダ「…………わかったよ、勝手にしろ」


そう言うと、天界に帰っていった。

僕は三人に自分のことについて全て話した。


ク「そっか…じゃあずっとここにはいられないの?」

し「そうですね……ずっとは無理かもしれません…それに僕の正体が人間にばれた

と神様が知れば………」

ト「じゃあ秘密にしてればいんじゃない?」

し「秘密にしてても上から見下ろしている神様にはすぐばれちゃうんですよ…笑」


そう言うと、みんな俯いてしまった。


し「と言うことなんで、僕行きますね…!」

ぺ「待って!しにがみ!」


ぺいんとさんの声が聞こえたが、無視して天界へ帰った。

これ以上みんなの声を聞いたら別れるのが辛くなるから。


し「ぺいんとさん、クロノアさん、トラゾーさん……さようなら」




視点pi


あれから数年経ったが、しにがみくんと会うことはなかった。

だから、少しでもしにがみくんに近づけられるように、三人で最後に

しにがみくんにあった場所へたまに足を運んでいる。

今日もその場所へ足を運んでいた。


ク「そろそろ帰ろうか…」

ト「ですね…」

ぺ「……………」

ク「ぺいんと、行くよ」


俺は黙って立ち上がり、クロノアさんのあとをついていった。


?「珍しいですね、ぺいんとさんに元気がないなんて」

ぺ「え?」


俺は立ち止まった。

突然懐かしい声が後ろから聞こえ、幻聴かと思ったがゆっくりと振り向くと

そこにはしにがみくんがいた。


ぺ「しにがみ……?…お前ッ心配したんだからなッ!!笑」ポロポロ

ク「しにがみくん!?」

ト「どうしてここに…?」


後ろにいた二人もしにがみくんに気づいた途端ポロポロと涙を流した。


し「まぁ…色々あって戻ってこれたって訳です!笑」

ぺ「どういうことだよ!笑」ポロポロ


俺たちは笑い合った。溜め込んでいた数年分の悲しみも一緒に笑って吐き出した。




しにがみくんが戻ってきてからはあの場所には行っていない。

行かなくても会えるから。だからあの場所は大事な一つの思い出だ。

それともう一つ、あの日一瞬しにがみくんの姿が、羽をもぎ取られて

ボロボロの死神に見えたことは、まだ誰にも言っていない。




最後まで見てくださりありがとうございました!

明日から学校だぁぁぁ!!中間テストももうすぐだし……

まぁその話は置いといて、次の作品も見てくださったら嬉しいです!

それじゃあまたねー!!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

4

ユーザー

しにーの羽もぎ取られた、悲しい.....続き待ってます

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