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どうも咲恋です!
今回も出会い編です!
同じテーマ続きですみません…
では、本編
(∩´。•ω•)⊃ドゾー
ないこside
「ん”〜…」
午後6時頃。部屋で背伸びをする俺。課題も終わり、数時間スマホをいじっていたが、充電が切れてしまいする事がなくなってしまった。これから何をしようかと考え始めた時、インターホンが鳴った。
(ピーンポーンピーンポーン)
「?何だろ…何か頼んでたっけな…」
なんて、独り言を呟く。少し考えているうちに、体はもう玄関のドアを開けていた。
(ガチャ)
「…初めまして、隣に引っ越してきた者です。こちら、つまらない物ですが…」
そう言って、ドアを開けた先に立っていた彼女は俺に菓子折りを渡してきた。俺の高校の制服を着ているため、同じ高校の様だ。
「あ、ありがとうございます。」
少し驚いた俺は、軽く返事を返した。
「…では、これで…」
「…!」
(パシッ)
彼女はぺこりと礼をすると、向きを変えて自分の部屋に戻ろうとしていた。俺は、彼女の手を掴んで彼女を引き留めた。
「!?」
「ちょ、ちょっと…!」
彼女は俺の手を振り払った。
俺は、彼女を見た瞬間に確信した。
俺は…彼女が好きだ。
いわゆる一目惚れである。
喉まで出かかっていた「好きです」の4文字を飲み込み、俺は彼女に聞いた。
「あの…お名前は…?」
「…愛崎真菜美です」
「…もういいっすか?」
彼女は名前を答えた後、適当な敬語になり俺に尋ねてきた。
「あ、う、うん!ま、またね!」
俺がそう答えると、彼女は軽くため息をつき部屋に戻っていった。
真菜美side
「はあぁ…」
引っ越しの片付けが終わり、深くため息をつく。高校2年になり、叔母さんに一人暮らしを勧められ、高校の近くのマンションに引っ越してきた。一人暮らしは出来るとして、1番面倒なのはご近所付き合いである。ここは結構都会な方だと思うが、妙にご近所付き合いを大切にしている。更に、叔母さんに隣の人に渡すようにと、菓子折りを渡された。私の部屋は端の方のため、隣の人が1人なのがせめてもの救いだ。
「…行くか…」
(ピーンポーンピーンポーン)
(ガチャ)
ドアが開き、1人背の高い男が出てきた。私と同じ高校の男用の制服を着ている。
「…初めまして、隣に引っ越してきた者です。こちら、つまらない物ですが…」
「あ、ありがとうございます。」
適当に自己紹介的なことをして、菓子折りを渡す。彼は簡単に礼を言った。彼が菓子折りを受け取ったのを確認すると、自室に戻ろうとした。
「…では、これで…」
「…!」
(パシッ)
すると、彼が私の手を掴んだ。
「!?」
「ちょ、ちょっと…!」
なんなんだこいつは。初対面の奴の手を掴むなんて失礼すぎる。私は彼の手を振り払った。
「あの…お名前は…? 」
「…愛崎真菜美です」
「…もういいっすか? 」
予想外の質問に答え、ぶっきらぼうに彼に話しかける。
「あ、う、うん!ま、またね!」
彼がそう答え、私は小さくため息をつき部屋に戻った。この先、不安でしかない。
はい!ここで切ります!
あと2回許してください…( . .)”
では!
おつさこ〜!