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太宰目線



敦くんが、異能力を発動させた


すると、パタッと国木田くんたちの方に力が抜けたように倒れて行く


私は中也をどけて3人の方に走って近ずく



太宰 「敦くん大丈夫かい?」

そう言うと国木田くんと谷崎くんはゆっくりと起き上がる

ありえない光景に固まってしまう

国木田 「太宰、どういう事だ?」

国木田くんが驚いた表情で聞いた

私が状況を説明しようとした時谷崎君が喋り出した


谷崎 「え、この子誰ですか?死んでます!」

国木田 「なに?!」

その言葉に衝撃を受けると同時に2人の様子を見てなにかの違和感を覚える

太宰 「敦くんがどうしたんだ?」


国木田 「、、お前の知り合いか?」


国木田君が発した言葉で全てを悟った



本当に敦くん、君は馬鹿だね、、


そんな、声は彼の耳には届かない









ちょっとしたオマケ的な奴

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敦が辞めることを許した件について




ガチャッとドアが閉まり、敦が出ていく

鏡花 「待って!!」

彼は私の声にとどまることなく進んで行った


私は社長にか細い声で聞いた


鏡花 「なんで、辞めることを許したの?」

社長は冷静に答える

社長 「今、そう言っておかないと、敦は納得しない」


私はその通りだと思う反面、もっと、話し合って決めたかったと思った


そんな気持ちを察したのか、谷崎さんが優しく言う


谷崎 「きっと、また会える時があるからその時に話会おう、、」

鏡花 「、、、」




私は、その日、早めに帰らせて貰った


彼が居ない生活には今でも慣れない

私の心に大きな穴が空いてしまったような気がした



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敦が消えてからの後


太宰目線


彼を覚えているのは私しかいない

いや、皆何かが無くなってしまったという感覚があるもののその何かが分からないという状態だろう



あの後、中也がどういう事だ?と不思議がっていた


まぁ、それは仕方ないと思う

中也目線からしたら、、子供が2人に触れその瞬間生き返ったなんて、マジックのように見えていただろうね、



社内の空気がいつにも増して重い

特に鏡花ちゃんは可哀想だと思う

命の恩人を覚えていないなんて、辛いだろう


『敦くん 君は酷い人だね、、』



そんな呟きは誰の耳に止まることなく消え去っていく




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謎のメモ



私は孤児院にいた

でも、最近院長が死んだのをきっかけに追い出されてしまった

最初は、やったー!と思っていたけど現実はそう甘くなかった、、、、

外の世界に出ても私の居場所はなかった

そんな時 前、よくお仕置き場に入れられていた白い髪の子の新聞を見つけた

そこには、横浜を救ったヒーローなどと書かれていた

それを見た時、行き場のない憎しみを感じた

私とは全く違う別次元の人間に見えたから


私とは違う、、、、


そう思うと憎くて憎くて仕方なくなった



私は新聞をグシャグシャにして道に投げ捨てた


そうしたら、その新聞を持って背の高い男がやってきて、私にどうした?って、話を聞いてきた


だから、私は全て話した、彼が憎くて仕方がない事もね、、

そしたらその男が「協力するよ」って言ってきて、

私は、思わず「え?」とマヌケな声を出してしまった


男は、私の事なんて無視して話を続けた


その男が言うには あの子は、探偵社という所にいて、とても幸せだっていうの、、そしたら私なんとしてでも自分と同じ場所まで引きずり落としてやろうと心の底から思った

男は、そんな私の様子を見て、不敵な笑みを浮かべていた



男の計画だと

私は、手紙を探偵社に置きに行くだけでいいって言われた

そんな事で良いのかと驚いたが、何も言わずに賛成した


〇日に探偵社全員いなくなる時があると言うことでその日が決行日になった







決行日

私はなんなく仕事を終わらせた

思ったより簡単で拍子抜けだった

そのことを男に話すと、『そう、』って言った瞬間、私の首を跳ねた

突然の事で、なんにも出来ずに殺られる



最後に見た景色は冷たいコンクリートの床だった







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読んでくださりありがとうございました


バットエンド大好きな私ですが、、♡を糧に頑張らせて頂きました。



太客の皆様、今後ともイイネお願いします






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