鬱視点
ut「ってことなんやけど…花置いてへん?」
kn「知らんわな?…俺とショッピはちゃうで?」
shp「エミさんちゃいますか?…」
ut「それがエミさんとチーノもちゃうねん。」
あと花置きそうなの…。兄さんぐらい?…
それか………あの中の3人の誰かなんかなぁ……。
だとしたら…嬉しいな…。
shp「……なら…誰が………」
kn「探してるよ!相………………棒…………。」
shp「なんすか…今のキモい間は…。」
kn「ッいや…酷いことしたし…相棒って言うのも…」
ut「なんや…へんな事言うなや。相棒。」
逆に…違和感を感じてしまう。…シッマとは…相棒で居たい。そう思ってしまうんだよなぁ…ッ…。
kn「おん!せやな!」
コネシマは、ぱぁッ!と明るい笑顔で俺の肩を組んだ
shp「てか…なんの花なんです?…」
ut「ニゲラ。ちゅー花。…」
shp「ふ〜ん…。それはまたなんとゆうか…」
kn「珍しいな!!…」
思えば…そうなのかもしれない。ニゲラなんて…ここではめったに取れない花だし…。普通、お見舞いの花って行ったら…。違う感じの花やろ?…
なんか…意味があるんかな……。
ut「まぁ、取り合えず、それだけ。」
ut「ほな、またな。」
kn.shp「おう!/はい。」
……あぁ…誰が置いたんやろなぁ?…
でも…なんか意味あんのやろか?…まぁ…深読みはせんけどな…。
ut「スタスタ…(…書類やらなあかんな。」
os「……………、、、…」
ht「………………。」
ni「お前ら、何してるんだ?…」
os「ッ!?…兄さん?……なんやびっくりした…」
ni「いや…こっちのセリフな?…」
ni「…………なんで…言わないんだ?…」
os「…………………、、、だってぇ〜…。ムス」
兄さん視点
数日前。まだ鬱が目覚めてないころ。
俺はひたすら看病をしていた。他の奴らは、心配でお見舞いに来ていたけど…。
ni「なんだ?……お前ら。」
os「……来ちゃ駄目めぅ〜?…」
ht「……………用事…。」
ni「そっか?…まだ鬱は起きてねぇぞ?」
os「……鬱のために来たわけちゃうけど………」
ni「……………」
そう言いながら、片手には1本の花を持っていた。
…なぜこんなに遠回りをするのか…。分からない。
普通に謝ればいいのに。
ni「…珍しい花持ってんじゃねーか。」
ht「……………まぁ……。チラ…」
ni「…花言葉…だっけなぁ?…w…なんだっけ?」
os「………ッ!…ムス…」
「不屈の精神」「困惑」……だったか?…
そんなに覚えてないけど……。困惑………か……。
ni「これは…でっかい独り言だけど………」
os「………?…」
ni「鬱に謝ったほうが…スッキリするぞ。」
わざと、でかい声で、聞こえるように言った。
ht「でっかい独り言…。」
ni「まぁなぁ…。?フー…」
タバコに火をつけ、沈黙の中、オスマンが1言。
os「……元に戻られへんやろが…。ボソ」
ni「…………………まぁ…戻そうとしてるけどな。」
シャオロン達は、元の幹部に戻そうと必死だ。
オスマンとひとらんも…。迷っているのだろう。まぁあんなことしといて…今更謝るなんて都合の良いこと出来ないって…思っとるんやろうけど………。
、、、困惑…。しとるんやろなぁ?…
os「…………これ…。渡しといて。」
ni「?…お前らが渡せばいいのに…。」
os「……、、出来たら苦労してへんわ。」
そうして…オスマン達は出ていった。
ほんまにあいつらも変な気遣いするからな…。
いや…でも………まぁ…。あぁやって思えるってことは
ちゃんと戻りたいって思ってるんだろうな。
そして今現在。…
os「………謝れないんやもん…ムス…」
ht「…、、、ん゙ッ〜…ッ…、」
ni「お前らなぁ……。」
os「…アイツのせいで…俺らが怪我した。」
os「アイツのせいで…俺らが怒られた。」
ni「…………………」
ht「ちょっと…悪ふざけのつもりで…やってたけど」
ht「…取り返し…つかなくなって……ッ…」
os「酷いことしたし…、許されない…かも…って」
os「……大好きなのに…、、あんな事して…」
os「今更…ごめん…って…都合良すぎるやろ…。」
あぁ…ウジウジしやがって…。
ほんまにコイツら幹部か!?…
だが…コイツらなりに考えはあるのだろう。
実際心配だってしていたし…
でも…………
ni「いつまでウジウジしてんだよ。」
ni「取り返しつかねぇけどッ!謝んないのは…ッ!」
ni「違うだろッ!って言ってんだよ!ッ!」
耐えられなくなって…怒鳴ってしまった。
胸ぐらを掴み…俺の意見をぶつける。こんなになったのは久しぶりだ。
オスマンとひとらんは、びっくりしたのか目を開いて、一瞬なにが起こったのか理解出来ていないようだった。
os「……そう…なんかな…ッ?そう…やんな…。」
ni「許されると思うな。ひどい事してんだ。」
ht「………ッ!…」
ni「……早く謝って仲直りでもなんでもしてこい。」
os「ッ!…うん…。」
そういうと…。ひとらんとオスマンは大先生の所へ 走って行った。
我ながら、いい仕事をしたな。と…。思った。
俺は二人の背中を見ながら、タバコを吹いた。
コメント
31件
確かにしてしまった事を無かった事にする事は出来ないけれど 謝る事は大事よね 謝る事で気持ちが楽になることは確かなのだから
兄さぁんーーー( ߹꒳ ߹ ) ヤバいってこれ 結局皆と仲良くなれるのかなぁーー でも仲良くなれたとしても 大先生は大丈夫かなぁー
にいさぁぁぁぁぁあん感動しますぜ