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テラーノベル(Teller Novel)
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軽やかな曲が鳴り響いて目の前の扉が開き、私はゆっくりと足を踏み出した。


みんな幸せそうに笑ってカメラを構え、ちらほらと涙ぐんでいる人もいた。


私が歩く先には白いタキシードを着た男性が逆光の中キラキラと輝いている。


手を取ってもらいその人の隣に立つ。


神父)新郎、あなたは新婦を妻とし

嬉しいときはともに喜び 悲しいときは寄り添い

生涯愛することを誓いますか


隣からしっかりしたはい、という声が聞こえた。


神父)新婦、あなたは新郎を夫とし

病めるときも健やかなるときも新郎を支え愛することを誓いますか


〇〇)はい。


私は息を吸い込んでしっかりはっきり答えた。


神父)それではおふたりに伺います

本日おふたりは ここに集まった皆様に見守られて 晴れて夫婦となることができました

この喜びを忘れることなく 力を合わせて明るく幸せな家庭を築くことを誓いますか


2人の声が重なる。


神父)それでは、指輪の交換を。


彼が私の指を優しく持ち、薬指に指輪をはめる。


私も彼の細い指に指輪をはめた。


顔を上げると目があって2人で笑い合った。


神父)それでは、誓いのキスを


彼が私のベールをあげると、光が私たちの顔を照らした。


手をぎゅっと握り2人で見つめ合う。


あなたと一緒になれてよかった。


彼の顔が近づく。


これから今まで見えなかった部分も分かち合って行こうね。


私が軽く背伸びする。


あなたなら私たちを幸せにしてくれる。


あなたが目を瞑る。


大好き。


私も目を瞑る。


私の大好きなー









亮平…、










おわりっ!ここまでご覧いただきありがとうございました!

引き続き別作品の連載も続けるのでそっちもみてね。






ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ ◡̈*

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