「さくら。」
そう呼ばれ、ハッとした。
大丈夫?と言われ、大丈夫大丈夫!笑と笑いの仮面を被る。好きな人との同じクラス、元彼からのLINE、その苦いものが舌に残る。気味が悪く腹が立つ、頭が爆発しそうになった。またもやぼーっとしてしまう。
「大丈夫ならいいけどさー。」
そういい、友達は他の所へ行ってしまった。1人でポツンと座っていた私は、友人と喋っている光景を見ていた。
あ、また独りだ。
そんなこと考えたって意味もないし、友人いると思っていても時々心の中で思ってしまう。1人置いていかれている孤独。中3はもうないと思っていたはずだけど、、
「これじゃ中一と中二のころと変わらないじゃん、。」
中二の頃、私は4人グループのようなところにいた。その時は仲良くしてくれてたし、その3人は友達として好きだった。けど少し私だけ置いてかれてる感があった。今思えば、ただの思い込みだろうけど私は、その時どうしたらいいのか分からなくなって無言になってしまった。
中一の失敗を繰り返したくないって気持ちが強くなって、その思い込みを飲み込んだ。
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授業が終わり、昼休みの時他のクラスの友人に会って喋っていた。普通に気楽な人だったから喋りやすかった。けどその時に、私は馬鹿な発言をした。
「最近孤独に感じるんよね〜笑」
あ、言ってしまった。
私の馬鹿野郎と思っていた、けどその人に慰められたかったのか、私は少しの期待をした。そしてその人は言った。
「え、何辛いアピ笑?」
は?
喉が突っかかる。少しの期待をした私が馬鹿馬鹿しく思えてきた。なんてねうそうそ笑と言うとその子はだよね〜笑という。自分が壊れそうになった、泣きたくなった。
もしかして私誰にも愛されてない?
つづく
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