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るむふぉ(srng)のアラビアンのやつが書きたくて設定を調べて書いてます。でも、まほまじゅも書きたくて「この際いっそ、2つを合わせちゃえ!」と思い書いてるので所々おかしいところがあると思いますが最後まで読んでくれると嬉しいです!
それではどうぞ!
静かな部屋にノック音が響く。君はノック音を合図に立ち上がり、扉を開ける。
ym「やっほー!しっきー、頑張ってる?」
ng「お陰様で天文学と魔法の両立が出来てますよ」
玄関先で話す君はどこか疲れていて、目の下には寝不足の印がくっきりと出来ていた。
ym「…しっきーさ、無理は良くないよ?隈酷いし、顔色も結構悪い。たまには休むのも大事だよ」
ng「大丈夫ですよ、それより私に用事があるんでしょう?」
ym「別にそんなに急ぎの用事じゃないし、また明日来るから今日は休んで!」
パタンとドアが閉まる音が部屋に響く。
ため息を吐いてこちらは戻ってくる君に言葉をかける。
sr「…凪ちゃん、ご飯作ってあげるから今日は休も?」
ng「まだ仕事残ってんだよッッ!飯は食いたいけどッ!」
sr「今日は星が綺麗に見えるらしいよ〜?ご飯食べて、夜まで寝よ〜」
ng「だからっ…」
反論しようとする君を椅子に座らせて、書類を違う机に移動する。
sr「凪ちゃん何食べたい?」
ng「…カレー」
sr「オッケー、ちょっと待ってて」
キッチンから君を見ていると目が合った。すると、疲れているにも関わらず、君はいつもと同じように微笑んだ。
_____________
「「いただきます」」
笑顔でカレーを食べる君を見ているとホントの笑顔を知った気になる。ホントは知らないくせに。
sr「…ね、凪ちゃん」
ng「ん?何ですか?」
sr「あの時何で俺のこと助けたの?」
ng「私は、砂漠で死にかけてる人を見捨てるほど悪人じゃない。それに…」
sr「それに何?」
ng「…それに、魔力を持った人が苦しみながらも必死に足掻こうとしていた。その姿が私にとって眩しく見えた。ただそれだけですよ」
君の答えが真実かどうかはわからない。だけど、魔力を持ったが故に苦しんでいた君の力になれたのなら、それも本望だ。君が幸せになってくれるのなら、俺はそれでいい。
sr「そういや、一座から来てた招待状は?」
ng「捨てましたよ。捨てたというか、ドッピオさんに頼んで燃やしてもらいました。どうせ行かないでしょう?」
sr「ん、ありがと。行ったら色々言われると思うし」
ng「あ、そうだ。忘れてましたが、明後日は夢追さん達と予定があるので夜までいませんけど大丈夫ですよね?」
そう言って少し心配そうに聞いてくる君を見て少し笑ってしまう。
sr「大丈夫。でも、その分明日は一緒にいてよ?」
ng「ふふっ、いいですよ」
そう言って微笑む君が愛おしい。
いつか魔力も何もない、ホントの普通になれた時、君とこうして笑い合いたい。
そんな世界を夢に見ながら、今日という日に幕を下ろした。
凪さんの吉原ラメントすっごい良かったですね!デビュー当初と比べてすごい歌も上手くなってましたしね。これからも頑張って欲しいです!
という訳で!今回も読んで頂きありがとうございました!次回もお楽しみに!