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地の中から
僕は至って平凡で
至って普通で
成績も普通くらいで
運動も普通くらい
普通の男子高校生
友達も普通くらいで一軍ってわけでも4軍って訳でもない
本当に中間の存在
親も普通
周りの人も先生も家もなんだって普通
でも辛い
普通過ぎるのが
普通なのに
幸せなのに
生きるのが辛い
笑うことだって泣くことだってなんだってできる
至って、本当に普通の人間なのに
なのに、別に消えても問題ないんじゃ?って
生きてる意味がわかんなくなる
ある時調子が悪くなって保健室に行った
“、、、”
“体調崩すなんて珍しいね”
養護の先生に言われて、まぁ確かに、ってなったから
“そうですね、”
と返した
それと同時に体温計がなった
“見してみ”
体温計を見ると37.8と出ていた
“熱だね、帰ろっか”
そう言われて少し考えてから
“分かりました”
と言い教室に戻り、帰る準備をした
凄く辛いわけじゃなかったけど
帰れるのはラッキーだから少しフリをした
そこから数日、今日から夏休みで
序盤で宿題を終わらせた
それから何故か急に”よし、死のう”となった
分からなかったけど
今なら死ねる気がした
そこからの行動は早くて
近くのマンションの屋上に行き、
そのまま僕は
道路の方にジャンプをした
地面に当たるまでの時間は
やっとちゃんと息を吸えた気がした