※最初に掲載した注意書きと前提をよくよくご覧の上、読み始めてください。
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※甚だしい捏造
※実在の人物、団体とは一切関係ありません
※書いている人間の妄想癖がひどいです。
※以上をふまえて大丈夫な方のみおすすめください。
ワンクッション
「エミさーん。そろそろ機嫌直そ?」
「……嫌です」
「みんな俺らの関係知っとるんやから、今さらやん。な?」
「知りません」
自室に戻りベッドに寝かされたものの、エーミールは即座に毛布にくるまり、籠城を決め込んでいる。
大勢の人の前で、あんなに長く激しいキスをされ、しかもそれでイッてしまった姿まで晒されてしまって。
その前には、ゾムに縋りつき泣き叫ぶ醜態まで晒している。
我に返ると、あまりの恥ずかしさに死んでしまいそうになる。
せめてもの子供のような抵抗で矜持を保つが、このささやかすぎる抵抗もいつまでもつのやら。
「……せや。せめて包帯替えとこ?薬も飲まな。さっき軍医の人…しんぺいさん言うたっけ?が、持ってきてくれたやん」
「…………」
そこを突かれると、何も言い返せない。
「包帯…替えるだけですよ?」
「あと、薬」
「それだけですからね?他は、ぜーーーーったい何もしませんから」
くるまった毛布の中から猜疑心に満ちた目で、ゾムを睨む。
警戒心MAXで、エーミールが少しだけ毛布から顔を出すと、
ガッ!!
恋人繋ぎというには、それはまことに力強く色気もなく。
「はっはっはっ。すっかり力強くなっちゃって」
「包帯替えるだけって…、言 い ま し た よ ね?」
「うるせー。久々に逢瀬した恋人がヤルこと言うたら、一つやろが」
「怪我人への配慮が足りひんわ」
ストロングスタイルでがっちり組み合う、絶対恋人とセックスしたいゾムvs絶対組み敷かれたくないエーミール。
「今やったら怪我人に配慮して、バックだけで済ませたる。大人しゅう四つん這いなれ」
「お断りですぅ⤴」
「てか、怪我人風情が、力で俺に敵う思てんの?」
ゾムの挑発に、エーミールは更に腕に力を込めた。同時に、ゾムは腕の力をちょっとだけ抜いて、身体を引いた。
「え?」
エーミールの身体は前のめりに倒れ、ゾムの膝の上に落ちる。
「せやから詰めが甘いっちゅうねん」
うつ伏せに膝の上に乗ったエーミールの腰を抑え、ゾムの手がエーミールのズボンとパンツを一気にずり下げた。
「ちょっ!やめ…ッ!放して…ッ」
「口ごたえするんは、このケツかなぁ?」
そう言うとゾムは、エーミールの尻を平手で叩いた。
「ひィ…ンッ?!」
「も一発いく?」
「…ッ!や、いやや、ゾムさん、やめ…ッ!ひぅン!」
パンッ!
エーミールの尻から、軽く皮膚を打つ音が響く。
「恋人同士の感動の再会やねんぞ?いつまでも拗ねてンとちゃうで?」
「ご、ごめんなさい……でも……」
パンッ。
「ひぁッ!」
「言い訳はなしや。大丈夫。ちゃんと怪我は考慮したるから」
言うなり、ゾムはエーミールの腰を抱え持ち上げると、エーミールのズボンとパンツを全部脱がせて、尻の合間に顔を突っ込んだ。
「ひッ! ゾムさん! アカン、アカン…!」
尻穴に舌を突っ込まれ、ぞわぞわした感覚が全身を襲う。うまく閉じることのできない口端から、だらしなく唾液が溢れる。
「ほぐしてやっとんのに、アカンはないやろ」
ペチッ。
尻たぶを軽く叩かれれば、エーミールが短い悲鳴を上げる。
舌と指を使っての刺激に、次第に脳も身体も蕩けていく。長いことエーミールの奥底にしまわれた快楽が。ゾムでしか得られない満足感が。身体の奥深くから揺り動かされる。
どう足掻いても、ゾムはエーミールのケツにブチ込む気だ。こうなったゾムを止める術は、最早ない。
せめて。
【続く】
コメント
4件
無事口角が無くなりました(*^^*)
四流万歳!!テトロさん万歳!!(ノ≧∀≦)ノ(約...最高です)