ロボロ視点
1ヶ月後
司令官「おめでとう。」
沢山の軍人に囲まれながら…俺は黄色いバッチを受け取った…。…それと同時に…戦場に出る確率が上がったということである…。
そう考えると…喜びたくても喜べなくなってくる。
rbr「………感謝いたします。」
…俺はあれから数ヶ月…。あの人のことしか考えていない。…それでもなお…見つからない。
きっと…緑の上位に居るんやろなぁ…。
だから…俺も、死にものぐるい鍛えなあかんのや…。
sho「おめでとさん。ポン!、…」
rbr「んふw…おおきになw…」
rbr「でもこれ…w…喜んでもええの?…」
sho「戦場に出る確率あがんのに…おめでとは…」
sho「おかしいな…。確かにw…」
シャオロンは俺の肩を組みながら、ニカッ!っと俺に笑顔を向けた。
…もしかしたら…コイツなら…あの人の居場所を知ってるのではないだろうか…。
rbr「シャオロン。ちょっとええ?…」
sho「え?、う…うん。なに?…」”
rbr「シャオロンってさぁ〜…”ゾム”って…知らん?」
sho「ぇ………。…」
シャオロンの顔はあから様に気まずそうな顔をして『知らない』と短い返事で答えた。
いやこれ…絶対知っとる顔やろがい!!!…
まぁでも…深煎りは良くないってしっとるし。…
rbr「そっか。ありがとう。」
俺は…その場を後にすることにした。
sho「…知り合い……なん?…」
rbr「俺の大切な人。…大好きな人やで。」
sho「……それ…聞いてもええんか?…」
rbr「?…聞きたいんか?…」
sho「いや………うん…。まぁ…。」
rbr「んふふ…w…ほんならええよ。」
数年前 戦争前
モブ「お前の顔女見てぇ!w…」
モブ「男なのに女じゃぁん!w」
rbr「ッやめ……やめてやぁ…ッ…ポロポロ…」
女みたいな顔だった俺は、周囲から女の子と間違われることがしょっちゅうだった。…
それに親はどちらも既に他界。…そのせいで俺と兄さんは周囲から『可哀想な子供』だと思われていた。
rbr「女の子ちゃう…ってぇ…ッ…ポロポロ」
モブ「また泣いたぞ!w…弱ッ…!…w」
女みたいな顔のうえ…泣き虫。そんなの他の奴らにッ目つけられない訳がない…。
モブ「うざいんだ…よ!ブン…。」
rbr「ギュッ……(殴られるッ…!…、」
zm「……ガシ…なにしとんの…。ギロ…」
そんな時に…助けてくれたのがゾムやった…。
かっこええ白黒のテレビで見た、ヒーローに見えて…キラキラしてる男の子やった。…
モブ「やべ!ゾムだ!逃げるぞ!」
タッタッタッ……。
zm「大丈夫かよ…。パンパン…土めっちゃついてる」
rbr「ッぅ゙ッ…グス…。ポロポロ…」
zm「……もう居らんから。泣くなって!」
zm「かわええ顔、台無しになるで〜?…」
rbr「かわいいって…言わんで!グス…ヒグッ…」
rbr「男の子やもん…ッ…ポロポロ…」
zm「ぇ゙ッ…………。、、、💦……」
zm「じゃ、じゃあ!かっこええ!…」
rbr「……こんな…泣き虫と…居たくないやろ…グス」
zm「……俺ら…しょたいめん…?…やし……。」
zm「仲良しになれるかもしれへんで?」
zm「お前!俺の家の向かいの洗濯屋やろ?」
rbr「…ッ…うん…グス。…」
zm「なら!家近いから遊ぼ!…迎え行く!!」
rbr「……ぃ…ぃの…?……、ウルウル…」
zm「やから!もう泣かんで!遊ぼ!グイ!」
それからというもの…家が近いということもあって小学校に居るうちは、ずっと一緒に遊んで居た。
zm「ろぼろー!遊ぼー!」
rbr「…ッ。うん。…テテテ…。」
いっつも気にかけてくれて…俺がイジメられそうな時はすぐに来て助けてくれた。…
zm「お前!すぐメソメソするし!弱すぎる!」
rbr「…でも…ッ…。、だってぇ…ウル…」
zm「ッ!?…ご…ごめんごめん!!…💦」
zm「ロボロはさ…俺が守ってるんよ!」
rbr「…ほんまに…?…キラキラ…」
zm「すきなひと守るのは当たり前やろ?…」
rbr「……そうなん?…」
zm「せやで!知らんの?…」
これからもずっと一緒やと…そう思ってた……。…
でもゾムの家は金持ちで父親が仕事で何回も移動する人だったらしい。…
だから…ゾムも引っ越してまうことになったんや…。
rbr「いや…やぁ…ッ…。ゾムと分かれたなぃ…ッグス」
zm「………なら!……強くなって…軍人なろ!」
rbr「……つよ…く?…グス…。」
zm「あそこ!あそこのでっかい訓練施設!」
zm「あそこで!絶対会えるから!…」
rbr「……約束…やからな…。…」
rbr「俺のこと…ちゃんと守ってな…。?」
zm「当たり前やろ。好きなんやから。」
それから…数年後…1度もゾムに会ってない。
なにをしていて…どうな人になっているのか…。
生きているのか…死んでいるのかすら分からん。
rbr「やから…ひたすら鍛えてゾムに会う。」
sho「……それなのに…アイツは…ボソ。」
rbr「?…なんかいった?…」
sho「!…い、いや!なんでも!」
sho「そのゾムって人!会えるとええな!」
rbr「……!おん!…ニカッ。」
コメント
13件
ぁ、この回見落としてた!!、、だから次の話で噛み合わなかったのか、、 1話の会話はこの時奴なんかな?ゾミー、心強いなぁ!!でも、何年ももう会ってへんから、ロボロは心配やし、不安やろうなぁ、、でも!!ゾミーは絶対強いから絶対生きとるって!!会えるまで頑張れ!!
おいおい....シャオロン、全て吐き出せー!((꜆꜄`•ω•)꜆꜄꜆ウリャァァァァー ゾムさんどうしたんだよ....、会えるって言ってたじゃねぇかよ、?ロボロも今まで辛かったんやな〜、てかロボロのテテテ可愛い!!何か想像出来るんだけどなんでだろなぁ〜
shoさんなんか隠してそうだなぁ.... rbさん進級おめでとう!