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いやー、私も好きだった人に恋人できて諦めたことあったわ() 片方が諦めなきゃいけないの哀しいよな〜
好き好き好き‼️‼️‼️‼️‼️ 片方が残されてんの良‼️すぎるが 本当にこういうの好きです神か流石に。。。。。。。。。。。涙でしょっぱくなってる説を推します私は れいな、結婚しよう
心配しないでれいな 俺がれいなの彼女になってあげるよ
今日は2月14日、バレンタイン!!
今日私は…前から好きだった颯斗君に告白するんだ…!!
この日の為に、ずっと!ずーっとお菓子作りの練習をしていたんだ!!!
…喜んでくれるかな。
誰よりもずっと愛してる人に贈る、バレンタイン
れいな『おっはよー由衣!!』
由衣「おはよ〜れいな」
この子は私の友達、由衣
この子の好きな人とかぜんっぜん知らないなぁ…バレンタインとか渡すのかな?そもそも。
聞いてみようかな
れいな『由衣由衣由衣!!今日は!!バレンタインだよ!』
『由衣って誰かに渡すの!?てか好きな人とか居るの!!』
由衣「おうおうおう勢いが凄いよれいな…」
「好きな人ぉ…?…居るけど、、」
れいな『!誰!?』
由衣「…颯斗…」
かぁ、と効果音がつきそうな顔でそう言う由衣。
れいな『へぇー!颯斗君なんだ!!』
颯斗君なんだ…なんか意外だな。
颯斗君……颯斗君か、、
私の好きな人と同じ、かぁ。
由衣「でその…バレンタイン颯斗に渡そうかな〜?って…その時に告白もする予定、かな」
れいな『…そうなんだ!いいねぇ!』
『ひゅーひゅー恋愛〜!』
由衣「ちょ、、辞めてよ〜!」
そんな話をしているタイミングで、話の主人公がやってきてしまった。
颯斗「何してんだ〜由衣、れいな」
由衣「へ…は、颯斗」
れいな『おはよ〜颯斗君!』
颯斗「おはよう〜」
「で、何してんだ?名前が聞こえたんだが…」
由衣「あ、いや…」
「あ、そうだ、颯斗!!」
颯斗「?何?」
由衣「ほ、放課後暇…??」
「暇なら校舎裏…来てくれない?」
由衣がそう聞く
颯斗「え?あー…暇だけど」
由衣「じゃ、じゃあ来て!!」
颯斗「お、おう、わかった」
…なんで私は、好きな人と友達の甘酸っぱそうな恋愛を見ているんだろうか。
…由衣、今日告白するんだ…。
なんで私、校舎裏に居るんだろう。
なんで私、友達の告白現場見に来てるんだろう、
私の好きな人は、どんな返事をするのかな 。
由衣「…来てくれて、あ、ありがとう」
颯斗「おう、で…どうしたんだ?」
由衣「えっと、その」
「こ、これ!」
颯斗「これ…飴?」
由衣「ずっと前から颯斗の事が…そ、その」
「好き…でした、良かったら、付き合ってください!!」
颯斗「えっ…」
…ここで、断ってほしいと、乱入してしまおうと考えてしまう私はなんて最低なんだろうか。
そんなことを考えている間に、口を開いた颯斗君
颯斗「…お願いします、!」
恥ずかしそうにそっぽを向いた颯斗君、涙で目の前が見えてなさそうな由衣。
気づけば私は、家に帰って自分の部屋にいた。
ずっと分かってた、 颯斗君が由衣のことが好きだって。 でも知らなかった、由衣が颯斗君を好きだって。
私…由衣のことも友情的に大好きだからさ。
れいな『気持ちを話すとかもう…できないよ』
この恋心には蓋をしないといけない、しないといけないんだ。もう叶わない。
恋って不思議、諦めるって諦めたいっておもってるのに、諦めたくない。
何処かできっと叶うって思っちゃってる。
でももう告白とか、できっこない
颯斗君にはもう彼女がいるんだ。
颯斗君に渡す予定だったお菓子、これを食べたらこの気持ちに蓋を。
「…なにこれ、しょっぱ…笑」
「砂糖と塩入れ間違えてるじゃん」
…渡さなくって、良かったかもね。