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サムネは制作中でございます 人物のおさらいやるまでに描きます
え、めっっっちゃ良い… やべアイコン忘れてた、投稿するわ
「〜〜♪…あっ」
音楽は好きだ。でも、中毒性がありすぎて鼻歌が漏れてしまうのは嫌。
この現象を起こすと、いつも爆音で音楽を垂れ流す車が羨ましくなる。あんなに自分の趣味を公にできるのは、常人じゃできないんじゃないか。
「また鼻歌。…好きな曲、変わった?」
こちらを覗き込んで笑うのは、同じ学年の鳴名だ。
「よく分かるね、似たフレーズばっかりなのに」
「いや、結構違うよ。紗霧もそう思わない?」
急に話を振られて驚いた紗霧はぎょっとした表情を見せたが、すぐにいつもの顔に戻る。ミステリアスな雰囲気をさらに増させるような声で話し始める。
「まあ、言われてみれば…そうかもしれないね」
「あ、先輩!!」
紗霧の語尾と重なるように放たれた声を辿ると、2人の生徒が視界に入る。
1年生のるととかな。隣の舞は、相変わらず表情が硬い。
「先輩〜!」
「…ちょっと。人目に付くとこで叫ばないで」
一目散に駆けて行ったのは鳴名だ。置いて行かれそうになり、慌てて後を追う。
「るとと、舞、今日も一緒に帰るの?」
「舞だけじゃちょっとつまらないし」
「ちょっと、それどういう意味なのよ」
舞は珍しく口数が多い。なにかあったのだろうか。
「まあまあ。……さあ、帰ろうか?」
こういうトラブルを決まってなだめるのは紗霧だ。紗霧の雰囲気はミステリアスではあるが、大人っぽいとも言い換えができる。
「うん、そうしようか」
私含むこの5人組は、俗に言う「いつメン」というものだ。個性的ではあるが、まあこれもメリットとして捉えていいだろう。
このメンバーで通う学校は、なんだか楽しい。このご時世色々大変な人もいるのに、友達に恵まれて本当によかったと思う。
まあ…結論から言うとだけどね。
ちょっと居心地が悪くなっちゃった…のは、グループを作るにあたっての日常茶飯事だと思ってるけど。
————————————-あとがき———————————-
やっと書けました……しかもあんまりな感じ
アイコンの画像まだ投稿できてない人
いたらおねがいします🙇♀️